先般、JR東海は315系の新造を発表し、211系5000番台が置き換えられることになりましたが、既に飯田線に転じた213系5000番台は、トイレ設置やワンマン化などの改造を受けたこともあって、しばらくは安泰でしょうか。
もっとも、飯田線に転じる前の213系5000番台は、デラックスさを強調した2扉転クロが、逆に急増する客に対応する上で徒になり、飯田線に回される前の一時期は、関西線や中央線で用いられながらも、かなり持て余した存在であったようにも記憶しています。
というわけで、今から9年少々前に亀山で撮影した213系5000番台の4連シーンを、外付けHDから掘り起こしてアップしてみます。90年代に18きっぷ旅で関西線に乗る度に、165系が消えたのは寂しいと思いつつも、213系の転クロの豪華さにすっかり気を良くし、しかも当時まだまだ関西線は空いていましたので、ラクな気分で乗ったものですが、313系3000番台が関西線で大活躍する時代になると、混み混みな車内でショボーン……(それでも3000番台はボックスシートゆえ文句は言えませんが。笑)。亀山にて、ラッシュ時以外はこんな感じで寝ていた4連を眺め、嗚呼もったいないと思いつつ、何故同じ顔でも213系は211系とは桁違いの豪華車両に見えるのか……とひとしきり思案に耽ったのでした。やっぱこの手の2扉車って、ある種の憧れが詰まっているように思うのは私だけでしょうか。
(JRC発足後の登場ですが、記事カテゴリは国鉄型としました)
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