地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

宮城乗物縦断 (16) 陸羽東線みのり

2019-11-15 21:36:00 | 国鉄型車両


 陸羽東線・古川駅の西にある奥州街道旧道の小さな踏切で撮り鉄した際には、陸羽東線の主役であるキハ110のみならず、キハ48「みのり」も撮影することが出来ました。スマフォをいじって古川駅の時刻表を見ていたところ、「何々?……あと30分待てば来るとな? どうせ今日はあと2kmほど歩いて、古川駅前の宿に泊まるだけだ……。4月も末で日没も遅いし、まぁ光も車体に当たるだろう。ならば撮る!」と決し、待つことしばし。遺憾ながらこの日はダイヤが少々乱れ、単線の哀しさで一旦ダイヤが乱れると次第に遅延が増幅されてしまい、結局50分以上待ち惚けただけでなく、太陽の位置もかなり動いて側面の光量が不足してしまいましたが、行き当たりばったりで連写できれば御の字というものでしょう。



 翌4月30日には、雨の中の古川を出発して (朝方陸羽東線を古川駅でちょこっと撮る計画は雨のためオジャン)、鉄道不毛地帯となってしまった栗原市の中心地である築館まで歩きましたので、結局このカットが、個人的平成最後の撮り鉄となりました。今回奥州街道を歩きながら撮り鉄するまで、個人的には「みのり」のデザインは正面が正直ビミョーだと思っており、乗ったこともなかったのですが、いざこうして行き当たりばったりで撮ってしまいますと、何となく「マイクロのキハ48みのり、何となく欲しいかも……」と思ってしまうのが困ったものです (汗)。もっとも、そもそもの生産数が少なかったようで、今やほとんど流通もしていないでしょうから、うっかり財布の紐を緩めずに済んで良かった良かった♪
 一方、キハ40系列がJRE管内で消えつつある今日、各地のJTは次第にHB-E300が主流となりつつあり、そのうち「みのり」も置き換え対象になることでしょう。出来ればその前に、もっとまともに側面を入れた編成写真を撮っておきたいものですが、その機会は巡ってきますかどうか。

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