そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍銃殺事件は自民党が自ら引き起こした事件といえる

2022-07-18 | 安倍晋三

安倍晋三の銃殺事件は、結局は日本の司法も公安も政権の顔色を伺ってきた結果といえる。
通常の多少とも理性の欠片でもある総理ならば、辞任に追い込まれるいくつもの不祥事を、安倍晋三は天性の無知と無神経と司法の取り込みで乗り切った。
配偶者や腹心の友をはじめとする近親者を守り通し、官僚も政治家も忖度の範囲で人選登用し、選挙区では無料の東京見物桜を見る会を公費で招待する。
外交では卑屈なまでにアメリカ隷属を通し、意味不明でも兎に角現金バラマキ外交を繰り返す。30兆円にもなる。北方領土は3千億円つけてロシアに献上する。アベノマスクの500億円の無駄は誰も指摘しない。
不祥事どれ一つとっても辞任レベルである。犯罪事件も立件されることなく忖度者には出世させる。司法は機能世せず取り込まれてしまった。国会は鈍重な野党の追及を、ニタニタしながら不誠実と虚言で通した。

今朝の羽鳥モーニングショーで、参議院議員でジャーナリストの有田芳生の発言が全てを語っている。オウム真理教など多くの宗教団体などのレポートで知られる有田氏は、統一教会の反社会性の実態を警察は掴んでいたが宗教法人資格は剥奪されなかったと発言し、続けてその理由を問われた警察は、「政治の力ですよ。」と答えたと有田氏は発言、スタジオ内はシーンとなった。
30年前のことであるが、統一教会はその後自民党にシンパをより一層増やす結果になっている。安倍晋三はその最も大きな広告塔であり、殺害犯の山上哲也は安倍を苦々しく思ってはいたが、政治的には何もないと語っているという。
見ようによっては、与党として政権内に取り込んだ創価学会分党の公明党へも、同レベルの自民党の対応と言える。
安倍晋三の銃殺事件はあってはならないことではあるが、こうした反社会団体への対応や、官僚や司法や国会の抱き込みは民主主義の在り方歪め、今回のような事件の引き金になる。自民党の暗部が引き起こした事件といえる。国葬はそれらを覆い隠す手段といえる。国葬に反対する。
コメント (1)
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