安倍晋三を銃殺した、山上達也の思いは成功した。報道は悪質カルト教団統一教会の特集報道が続いている。被害者が直接登場したり、長年訴訟を引き受けてきた弁護士たちが、子細にわたり統一教会の布教や献金の手口について述べている。
それにしても驚かされたのが、旧統一教会日本本部は、旧岸信介の豪邸が使われていたとは驚きであった。(上図)
旧岸信介邸の向かいには、統一教会の活動部隊の原理研究東京本部があった。笹川良一からの紹介で統一教会と交流するようになったと述べている。
長年統一教会の実態を追っているルポライターが、統一協会と関係を持つ国会議員は112名になったと述べている。そのほとんどが自民党議員である。そして最も多いのが清和会(現安倍派)であるという。公安指定団体が解除され、統一教会が名称変更して世界平和統一家庭連合 となった時の文部大臣が下村博文である。名称変更は下村が持ち掛けたようである。本人は否定している。
統一教会は韓国人が最も優れた民族で世界の頂点に立つ。韓国に侵略の歴史を持つ日本の会員は、韓国人の10倍の寄付を求められる。こうした文鮮明の思想は、安倍晋三など右寄りの特に政治家はとても受け入れがたいハズである。ハズであるが、自民党の思想なんぞ所詮そんなものである。票が欲しくて何でもやるのである。
であるなら、安倍晋三は単なる広告塔でしかないが、節操のない安倍たちには関係がないのであるが、山上徹也が銃弾を撃ち込んだことは大成功といえる。
日本中がこぞって、統一教会の悪行犯罪を中途半端でも掘り起こし報道し始めたからである。