安倍晋三が銃撃された。第一報を聞いた時には、いつかはこんなことが起きはしないかと思っていて、特段の違和感もなかった。
撃たれたのは路上の選挙演説の最中で、どうも自作に近い銃で撃たれたようである。背中からの発砲で、二度目の弾が当たったようなので、手慣れたようでもない。
元海上自衛隊と報じられる42歳の男の背景の詳細は不明で推測であるが、これまで安倍晋三が重ねてきた悪行への不満でないかと、個人的には推察する。
安倍の政治生命は断ちたいとは思うが、彼自身の肉体までのことではない。何とか命を留め置かれて、正常な社会での下でまともな法廷で裁かれることを望んでいた。
テロ行為には強く反対はするが、現在行われている参議院選挙を自民党が弔い選挙にしたり、彼が神格化されることがないように願いたいものである。
安倍晋三の重ねてきた悪行は数知れないが、日本の政治から清廉さを失わせた罪は大きい。経済ばかりか政治まで二流国に堕した。
テロは殺人行為である。今回の犯人の男に政治的背景はないようであるが、会ってはならないことである。
よもやと思いはするが、犬養毅のような憲政の神様として崇められるような存在にはなってほしくはない。