北朝鮮・平壌で開催されている南北統一バスケットボール大会が南北朝鮮の人々に受け入れられている。特に国際的にも閉塞されていた北朝鮮は、喚起をもってこのバスケット大会を受け入れている。
韓国選手団を率いている統一部の趙明均長官は5日、「全ての試合が胸が熱くなる感動を与え、どんなドラマよりも劇的だった」と振り返り、「南と北が選手たちのようにすれば和解も平和も統一もさらに確固たるものになり近寄ってくる」と語っている。
金正恩の韓国での好感度が急上昇している。日本に対する好感度を上回っている。そもそも同じ民族である。何かのきっかけさえあれば、深い関係になるのは当然のことである。
ポンペオ米国務長官の6日の訪朝に、韓国戦争で消息不明となった米兵の遺骨が引き渡されることになるが、北朝鮮が過去とは違って今度は「引き渡しの費用を受け取らない」考えを米国側に明らかにした。これまで443柱が引き渡され、アメリカはは遺骨1柱あたり約5万ドル北朝鮮に支払っていた。
こうした朝鮮半島を巡る和解の動きに、近隣関係国でありながら、全く関係していないのが日本である。相も変わらず、安倍晋三と骨を抜かれた河野太郎は経済制裁を唱え続けている。経済制裁が効果がないどころか、かえって敵対意識を高めていることに安倍晋三は気が付いていない。この和解の暖かい風の中で、北朝鮮に向けた1施設1000億円する対ミサイル施設を2つ、アメリカに注文しようとしている。財政再建に逆行する2000億円の無駄金であるばかりか、日本をアジアで孤立させる結果になること認識するべきである。
安倍晋三は日本の軍国化を目指している。その口実にしていたことが無くなっても、安倍は武器の購入に走るのである。安倍は朝鮮半島に平和が訪れては困るのである。