そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

中国には「力による現状変更」は認めないが、アメリカには反対しない

2025-02-07 | 岸田文雄
トランプは意気軒昂である。スエズ運河やグリーンランドをよこせ、カナダはアメリカの51番目の州になれ、と言いたい放題である。であるが、留まるところを知らない。ガザをアメリカの土地にする。爆薬の処理や復興をやる、住民はエジプトに置いとけばいいだろうというのである。
こうしたトランプの一連の発言や、大統領令の乱発は”力による現状変更”に他ならない。ここには国際法を無視した、国家の在り様を問うものでもなければ、人権に配慮するものでもない。
トランプは、恫喝で怯える弱小国や民族を見るのを楽しんでいるようでもある。メキシコとカナダへの関税は執行後即座に撤回、一月先にした。そのまま引き下がるかもしれない。
ガザの所有など国際法どころか、青写真もプランも何もない。ハマスを消すことしか考えていない。ネタニアフは大喜びである。
トランプのこうした傲慢極まりない力の政策、力による現状変更に日本政府はだんまりである。中国による力の変更には激怒し、防衛予算を3年間で国家予算の半分近くを拠出するとまで言った日本政府である。
アメリカの力による変更には何の反応もしていない。ダブルスタンダードも良いとこである。同盟国を自負するのであれば、今こそ忠告する時である。アメリカの下僕となった国の宰相は明日の朝早く会談するというのである。何を仰せつかってくるのやら。石破のカミさんに期待があったが今回連れててっていないようだ。
世界はアメリカの属国なるのを強く拒んでいるが、既に属国にの日本は変わりないかもしれない。

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