この表は2022年7月に行われた参議院選挙の、支持政党なし(13.1%)の投票動向を示した、東京新聞の記事である。
今や自民党の補完勢力とも言える連合代表芳野友子は、先ごろの都知事選挙で次のように言ったのである。
「共産党が前に出過ぎて票が逃げた」と、厳しく立憲民主党代表の泉代表を𠮟責したのである。そもそも、隠れ自民党候補の小池百合子を支援した立場にあって、敗北した政党に詰め寄るとはもっての外であい。節度のない代表である。
ところが2年前の参議院選挙での支持政党なし(逃げた票)の、東京都での出口調査の結果である。支持政党なしの票を最も集めたのは、共産党(山崎拓)である。れいわ新選は元々無党派のようなものであるから、共産党はダントツに集めたということが言える。しかも殆どが野党であって、芳野お気に入りの自民党にはほとんど行っていない。
芳野友子の発言は、打ち勝った立場から敗北した立場を評価する愚行である上、事実無根もいいとこである。というよりもっと共産党が前に出れば、支持政党なしの票や立憲など野党の票を、もっと集めることができたともいえるものである。
芳野友子は、無根拠にキョーサントーが嫌いなだけである。根拠は統一教会系の冨士学園で学んで脳細胞が焼け焦げてこびり付いているに過ぎない。反共ではなく60年目の防共思想である。
田舎では既存のお偉方を立てない活動は、すべてキョーサントーと指さされる。ひと昔はアカと決めつけられた。そんな動きもこのところ下火になっているのに、芳野友子のような馬鹿人物は60年前のレッテルを用意するのである。
連合は立憲民主党を、引きちぎって国民民主党を支持する。又政治党派とは別に存在する労働者層を、嫌共によって分断してしまう。労働三法を擁護しない。何より機会を見ては、自民党に擦り寄る。
芳野友子の連合は実質的に、自民党を安心させる存在に堕してしまっている。芳野友子はクズである。