福島原発事故で煙が3号機から上がっていたのに、東電では爆発認めるにも数日かかっていた。その後の武藤副社長の記者会見でも、炉心の状態は分からぬ一点張りで極めて不自然な対応であった。誰が見ても炉心溶融、メルトダウンは起きていた状況であった。
ところが今日(16日)になって「炉心溶融」の公表が遅れたことについて、東電の第三者検証委員会(委員長:田中康久弁護士)は清水正孝社長(当時)が「炉心溶融」の言葉を使わないよう指示したとする報告書をまとめて東電に提出した。報告書は、官邸からの支指示があり、炉心溶融という言葉を用いなかったとしている。
当時の官邸とは、民主党の菅直人首相で官房長官は枝野であった。指示は清水社長命令で、電話などで広く社内で共有していていた。東電は3日目にはメルトダウンを認めていたのに公表できなかったのである。
同様のことは、放射能の拡散を予測するSPEEDというシステムによって、飯館村に集中していたこともわかっていた。しかし県民に不安を与えるとして、隠ぺいしていたこともわかっている。わざわざ強汚染地域に逃げた人もいるし、飯館村の非難が遅れてしまった事実もある。
炉心溶融は公式には4年ほどたって東電がようやく使い始めたが、1~3号機まで当初から炉心溶融が起きていたことは客観的に判っていたことである。
東電と官僚の隠蔽体質、責任逃れ体質はここに始まったことではないが、なぜ参議院選挙を目前にしたこの段階での公表であるかと思われる。極めて不自然な時期の公表である。民主党政権を擁護するつもりはないが、特に菅直人を支援するつもりは全くないが、今更の公表は明らかに民主党政権時代の負のイメージを植え付けるためとしか思えないのである。
ところが今日(16日)になって「炉心溶融」の公表が遅れたことについて、東電の第三者検証委員会(委員長:田中康久弁護士)は清水正孝社長(当時)が「炉心溶融」の言葉を使わないよう指示したとする報告書をまとめて東電に提出した。報告書は、官邸からの支指示があり、炉心溶融という言葉を用いなかったとしている。
当時の官邸とは、民主党の菅直人首相で官房長官は枝野であった。指示は清水社長命令で、電話などで広く社内で共有していていた。東電は3日目にはメルトダウンを認めていたのに公表できなかったのである。
同様のことは、放射能の拡散を予測するSPEEDというシステムによって、飯館村に集中していたこともわかっていた。しかし県民に不安を与えるとして、隠ぺいしていたこともわかっている。わざわざ強汚染地域に逃げた人もいるし、飯館村の非難が遅れてしまった事実もある。
炉心溶融は公式には4年ほどたって東電がようやく使い始めたが、1~3号機まで当初から炉心溶融が起きていたことは客観的に判っていたことである。
東電と官僚の隠蔽体質、責任逃れ体質はここに始まったことではないが、なぜ参議院選挙を目前にしたこの段階での公表であるかと思われる。極めて不自然な時期の公表である。民主党政権を擁護するつもりはないが、特に菅直人を支援するつもりは全くないが、今更の公表は明らかに民主党政権時代の負のイメージを植え付けるためとしか思えないのである。
どこかに見覚えのある名前があった。桝添知事の「第3者の厳しい公正な目」を務めたマムシの善三と言われた人。
猪瀬元都知事やハードディスクをドリルで破壊し証拠隠滅を謀った小渕議員を弁護、もちろん東京電力の弁護人でもある。
これは財界と権力者の弁護人、国民に牙をむき出す番犬に等しい。
これをあたかも「第3者の厳しい公正な目」と思いこませる報道も地に墜ちたものだ。
こんな第三者検証委員会の報告は全く信じられない。
それらについては、実体験に基づき元阿久根市長「竹原信一」氏が真実を発言している。