民意は幾度も示されているが、辺野古基地建設がコロナで止まっただけではなく、軟弱地盤もあって思ったように進んではいない。
日米両政府が2013年に合意した計画では、2,019年度までに新基地が完成するはずだった。抗議活動にも手を焼いている。
日本が全額負担する総工費は、当初の2倍以上となる1兆円規模になると言われていたが、それをはるかに超えることになりそうである。
国の肝いりの儀業で1兆円を超え、反対運動にお構いなく進めてきて、結局頓挫した事業を彷彿とさせる。もんじゅである。1兆1300億円かかったと言われている。廃炉にはその数倍かかるかもしれない。
辺野古位置は、後10年ほどかかるであろうが、その時には進化した機器や兵器には耐えられない可能性もある。中国かアメリカの情勢の変化、不要になる可能性だって否定できないだろう。
しかし何といって、建設そのものが続けられる可能性もひくい。辺野古新基地は、”もんじゅ化”することにんり、負の遺産となるだろう。