そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

他国を暴力的に破壊することは許されない

2013-06-26 | イスラエル

アメリカがアフガニスタンの反政府勢力であるタリバンと直接交渉すると、19日に発Photo表した。これに、カルザイ大統領は激怒し、アメリカに中止を25日に申し込んだ。アメリカは、これを受けている。タリバンは25日に、大統領府を攻撃した。

カルザイは、タリバンを正式な組織と認めていない。タリバンは、カルザイをアメリカの傀儡と断じている。双方には接点すらない。ISAF(欧州軍)の来年末の撤退を控えて、アメリカはカルザイを見切った、頭越しの交渉である。

アフガニスタンの治安は最悪である。戦闘やテロや暴力が日常となっている。タリバンは殺戮を繰り返し、アフガニスタンの国民は消耗しきっている。タリバンは資金が底をついて、彼らも消耗している。

アメリカはアフガニスタンと接しているパキスタン北部などで無人偵戦闘機による、ほとんど無差別殺人を繰り返し多くの一般人を殺害している。

ISAFの撤退を、近隣国家の中国は虎視眈々と待っている。中国の進出を結果的に、アメリカが後押し視する形になっている。

アフガニスタンはどうしてこんな無謀な殺戮が繰り返される地域・国家になってしまったのであろうか? アメリカが、9.11の報復としてアフガニスタン攻撃をした結果である。アメリカは、アルカイダのテロ攻撃の暴力を、暴力的に解決しようとしうた結果である。

確かにタリバンは暴力的に、アフガニスタンを支配し人権や民意を無視して、国民を豊にはしなかった。決して褒められるような政府であったとは言えない。かといってその政治体制を、他国が暴力的に破壊することはあって良いはずがない。

北朝鮮に対しては金体制を批判しない、とする前提をアメリカは持って交渉に入っている。

ブッシュのやったこととは言えなくもないが、就任前には強く批判していたオバマも、結局はブッシュの延長上の対策しかやっていない。ノーベル平和賞を受賞した大統領とはとても思えない行為である。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-07-02 21:43:30
古代から暴君・圧政から対話で開放された国があるかっ! バッカモーン! キレイ事ばかり言うんじゃねえワイ! 投稿者が心を寄せるチン・ロスケこそ、自国民虐待を得意とし、外国兵にからっきしのくにはないノウ。WWⅡの戦勝国の地位にいるのも、アメの暴力のお陰じゃないか! そういえが汚チ∋ンセンなども自国民イジメに余念が無いが対話で何とかなったかっ! バッカモーン!
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