そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

岸田文雄のサビオを貼っただけの無対策は傷口を大きくするだけである

2023-12-14 | 岸田文雄

つい口が滑って本当のことを言ってしまった馳浩と違って、安倍派の若手宮沢博行防衛副大臣は、何かを決心したのか思いきってリアルな内容を喋った。宮沢博行は派閥から2020~2022年に計140万円の還流を受けていたことを認めた上で、「派閥から収支報告書に記載しなくてよいと指示があった。大丈夫かと思ったが、これで長年やっているなら適法かと推測せざるを得なかった」と釈明した。その後慣習だたとも述べている。
140万円だから基礎対象外となると見込んだのだろう、かん口令のもと抜け駆けである。
結局4閣僚と副大臣5人政務官一人を更迭し萩生田と世耕が辞任している。世論調査の政権支持は17%と劇落ている。
岸田は言閣僚を更迭したが、旧閣僚を招き入れたに過ぎない。安倍派以外にも波及する可能性すら残っている。
神戸学院大教授上脇博之氏が告発したのが今年2月である。検察が乗り出したのが9月頃と言われている。その気になれば、遅くとも11月には官邸で気が付いていたはずである。旧事務方の多くを聴取したいたようである。
安倍晋三人事で重用されながら賭け麻雀で辞任した黒田が、いなくなって検察庁は意気軒昂である。安倍派の99人を逮捕できないであろうが、1000万円以上は起訴されるだろう。多ければ3000万円まで上げるかもしれない。
それと田崎スシローは25年に及ぶと言ってははぐらかしているが、責任者の特定が難しいようである。誰明日にでも逮捕されると、政治家たちに大きなインパクトが与えられ、多少は効果があるとお思うのであるが。
それにして、単に怨恨だけではなく、嘘つく本舗(安倍派)が裏金にした還流分はこの5年間で計5億円を超えて10億円を超える可能性すらあるようである。これは疑獄と言って差し支えないだろう。
池田佳隆が収支報告書を訂正して、3200万円の報告漏れを修正したり、西村康稔のように、架空の少人数のパーティを開催して数百万円追加したりと、保身に走る輩も出始めている。
岸田文雄は根本的な対策に取り組むことがなく、疑わしい要職にある人物をすげ替えただけで、乗り切ろうとしている。
それにしても安倍晋三がいなくて良かったとつくづく思う。何をしでかしてくるか分からないからである。

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