
ウクライナ戦争の停戦を目指す中、11日、アメリカとウクライナの高官による協議がサウジアラビアで始まった。鉱物資源問題にまで至ることなく、ウクライナが領土をどこまで譲歩するか、出来るのかというところから進展していないようである。
人が殺し合うことを止められる、破壊行為が停止される、非建設的な財政流失を止められる、環境破壊を止められるなど,厭戦気分がウクライナにもロシアにも広がってきている。停戦は悪くはない。ロシアの占領地に多くのロシア系住民もいて、彼らの多くはロシアへの帰属を望んでいることも事実である。
確かに停戦は良いことが多いが、これはロシアが仕掛けたロシアの侵略戦争である。そのロシアのい分の多くが、特に領土問題関して認められることになる。停戦をするということは、ロシアの不条理な侵略行為が、責められることがなくなるのだろうか。
ウクライナはよく頑張っているし、アメリカも多大の経済的軍事的軍事的援助を負担して、それを支えてきた。しかし、トランプの頭の中には、ウクライナが軍事的勝利することはないという、現実的な事実をトランプはゼレンスキーに認めさせようとしている。
軍事的支援の金銭的な穴うめを、トランプは鉱物資源の権利確保でやろうとしている。苦渋の決断をゼレンスキーに迫っても、ロシアの軍事的危機への安全保障を求めるのである。
アメリカの支援停止で真っ先に、ドローン攻撃も防衛も出来なくなってしまっている。ゼレンスキーはアメリカの要求を認めなければ、どれほどヨーロッパが支援しても戦況は悪化し敗北することになる。
アメリカのイエルマク長官は、「安全の保障は非常に重要だ」と強調し「いま、私たちはこのプロセスをどのように始めるかを協議することが必要だと考えている」と述べている。安全の保証に向けてまずはアメリカとの協議を始めることを優先する考えを示している。10日間の停戦をウクライナが容認するか、ロシアが受け入れるかであろう
現実には、アメリカの主張をウクライナがいつ道めるかにかかっている。それは、まるでプーチンの指示のように見えてしまうのである。
アメリカのイエルマク長官は、「安全の保障は非常に重要だ」と強調し「いま、私たちはこのプロセスをどのように始めるかを協議することが必要だと考えている」と述べている。安全の保証に向けてまずはアメリカとの協議を始めることを優先する考えを示している。10日間の停戦をウクライナが容認するか、ロシアが受け入れるかであろう
現実には、アメリカの主張をウクライナがいつ道めるかにかかっている。それは、まるでプーチンの指示のように見えてしまうのである。
