今年のノーベル賞、しかも文学賞をボブ・ディランが受賞した。歌手での受賞は初めてであるが、なんといっても本音の新鮮な歌詞がいい。日本ではほとんどが反戦フォーク歌手と紹介している。若いころにはそうしたことにも違和感もなくはなかったが、現在はスーッと驚くような言葉が、一緒に成長した世代に支えられてきた。ひょっとしたら、ボブ・ディラン氏は受賞を拒否するのでないかと思ってみたが、どうやらそうした動きはない。
サプライスであると同時に、平和賞でなかったことで安心した。何かと問題が多い、禍根を残すような事象が数多くある、政治的側面と実績評価に大きな温度差がある、平和賞ではなく文学賞ということで歓迎したい。
選考委員は、「アメリカの輝かしい歌曲の伝統の中で、新しい詩的表現を生み出してきた」ことを評価したと述べている。世界を席巻するような文学作品がかつてのようになくなったことも背景にあるが、ボブ・ディランのノーベル文学賞の受賞を嬉しく受け止めたい・
サプライスであると同時に、平和賞でなかったことで安心した。何かと問題が多い、禍根を残すような事象が数多くある、政治的側面と実績評価に大きな温度差がある、平和賞ではなく文学賞ということで歓迎したい。
選考委員は、「アメリカの輝かしい歌曲の伝統の中で、新しい詩的表現を生み出してきた」ことを評価したと述べている。世界を席巻するような文学作品がかつてのようになくなったことも背景にあるが、ボブ・ディランのノーベル文学賞の受賞を嬉しく受け止めたい・
それでも、もしDylanが本心で真実を語ってきたとすれば、彼が求めてきたのは、不正で暴力的な社会の終焉のはずである。だが、それはいつになってもいっこうに実現しない。
アメリカ中西部、祖父母はウクライナやリトアニアからのユダヤ系移民、ということで、さぞかし複雑な人なのだろうか、と、想像するばかり「(゚ペ)
村上春樹訳「グレートギャツビー」で、"これは結局、中西部の物語なのだ。"とあったので。一見、明朗で華やかで健康的に見えても、アメリカ中西部には?社会には?すっごい裏表がある、という話だったと思います。村上さんが一番好きな小説だそうです。
村上さんはそういうアメリカ小説を中心に翻訳してくれている気がして、いくつか読んでいます、が、村上さんのオリジナル小説は読んだことがありません(;^ω^)
ボブディランさんの歌詞も、よくわからないなあ(゚ω゚?)、その背景を知らないからでしょうね。
単純でも明快でもないアメリカの心を歌った詩人、なのでしょうか。。