甘利明経済再生担当相は今日(28日)、週刊文春が報じたスクープ記事、金銭授受問題で建設会社側から大臣室と地元事務所で現金を受け取ったと認め、秘書への監督責任を踏まえ閣僚を辞任した。安倍晋三の盟友で政権を支えていた大黒柱である。政権にとって大きな打撃である。
嵌められたとはいえ、これほど明確な事実関係があるので、人以外の選択肢はなかったとみるべきである。そう見ると、甘利の辞任は絶妙のタイミングともいえる。安倍政権は最初の被害で終わらせることができた。おまけに、あれほど取り組んできたTPPの調印にも出席できないという、推進者などから同情すら得ることができる。
困ったのは野党である。攻撃の矛先を失った感がある。特に政策論争に地に着いたものがない民主党にとっては、スキャンダルは願ってもな攻撃材料であるからである。議員辞職をしろとか、安倍晋三の任命責任を問うくらいである。政権側は、一時を乗り切りさえすれば、何とかなると思っている。
東京地検はあっせん利得法や政治資金規正法で訴追することになる。選挙区外の金銭授受の意味も不可解である。それにしても、いまだに菓子折りに現金を隠して直接渡すなど、やり方は黄門さんでも驚きだろう。
嵌められたとはいえ、これほど明確な事実関係があるので、人以外の選択肢はなかったとみるべきである。そう見ると、甘利の辞任は絶妙のタイミングともいえる。安倍政権は最初の被害で終わらせることができた。おまけに、あれほど取り組んできたTPPの調印にも出席できないという、推進者などから同情すら得ることができる。
困ったのは野党である。攻撃の矛先を失った感がある。特に政策論争に地に着いたものがない民主党にとっては、スキャンダルは願ってもな攻撃材料であるからである。議員辞職をしろとか、安倍晋三の任命責任を問うくらいである。政権側は、一時を乗り切りさえすれば、何とかなると思っている。
東京地検はあっせん利得法や政治資金規正法で訴追することになる。選挙区外の金銭授受の意味も不可解である。それにしても、いまだに菓子折りに現金を隠して直接渡すなど、やり方は黄門さんでも驚きだろう。
かくして、様々や策略謀略で、日本の政治はジミンの独裁政治国家と成り下がっている。そして、残念にも、我々庶民はそんなジミンの暴政をいつになっても止められないという構造を強いられているのが現実だ。