岸田文雄が今日(14日)、自民党総裁選への不出馬を表明した。多くの議員がお国帰りの中で、議員たちにとっても唐突の発表に、政権内外で驚いたに荷がいないが、多くの人達は納得しているだろう。ようやく辞めるかという感覚の方が強い。ズルズル感が強い。
多くの担当記者は、何をしようとしているのか伝わってこない指導者という意見が多い。
岸田は、自民党が変わったと解り易いと述べているが、支持率低下そのものを述べているのだろう。責任をとることに些かの躊躇ないと言ってはいるが、政治資金規正法改正では、大きなザルの目をさらに広げた感がある。
結局政治と金ねについて、岸田は何らかの改革をしたのだろうか、事実関係を明らかにかにしたのだろうか?自分が下りることで、刷新感が生まれるというのであろうが、実質的に何もしていないことを認め放り出したのである。
最後まで無責任な男といえる。
やったことが何もないわけではない。防衛予算を内容の検討もせず、43億円にするという、軍事国家への道は開いた。そして原発促進の道筋はつけた。
要するに、やるべきことはほとんど静観したままでありながら、ろくなことはしていないのである。
広島出身の議員でいながら、核兵器禁止条約に全く感知しない。選挙の顔にもなれず退くことになる。