私の古い記憶の一つに、ハシカで幼稚園を休んでいたと言うのがある。
座敷に布団を敷いて寝ていて、布団の中で絵本を読んでいるのです。
その絵本の図柄も覚えています。
絵本は「ぶんぶく茶釜」で、手足を出した狸顔というか、狸が茶釜を背負って、おどけ顔で綱渡りをしているのです。
はじめて買ってもらった絵本だったのかもしれません。
私のハシカはこの絵本とセットで、記憶の古いところに陣取っています。
もう一つ。
自分の子供の話で。
末っ子は、ハシカに罹りました。
上二人はワクチンを打っています。少し年の離れた末っ子の時は、引越しやら、お兄ちゃん、お姉ちゃんの通園やらであわただしくて、症状が出始めてから気づいたのです。
伝染力が強いので、早朝の他の患者さんが来る前に、医院の通用口から入って、診察を受けました。看護婦さんも出勤していない朝一番の患者のために、お医者さんは処方箋も薬出しも、ご自分でやってくださいました。
そのとき、当たり前のこととして、薬の名前と効能を説明しながら、袋に入れてくださったことが印象的でした。
もう、20年以上前の話です。
そう、薬の内容を患者に説明すべきだと言う風潮が広まったのは、その後のことです。
良い、お医者さんだったな、という記憶として残っています。
座敷に布団を敷いて寝ていて、布団の中で絵本を読んでいるのです。
その絵本の図柄も覚えています。
絵本は「ぶんぶく茶釜」で、手足を出した狸顔というか、狸が茶釜を背負って、おどけ顔で綱渡りをしているのです。
はじめて買ってもらった絵本だったのかもしれません。
私のハシカはこの絵本とセットで、記憶の古いところに陣取っています。
もう一つ。
自分の子供の話で。
末っ子は、ハシカに罹りました。
上二人はワクチンを打っています。少し年の離れた末っ子の時は、引越しやら、お兄ちゃん、お姉ちゃんの通園やらであわただしくて、症状が出始めてから気づいたのです。
伝染力が強いので、早朝の他の患者さんが来る前に、医院の通用口から入って、診察を受けました。看護婦さんも出勤していない朝一番の患者のために、お医者さんは処方箋も薬出しも、ご自分でやってくださいました。
そのとき、当たり前のこととして、薬の名前と効能を説明しながら、袋に入れてくださったことが印象的でした。
もう、20年以上前の話です。
そう、薬の内容を患者に説明すべきだと言う風潮が広まったのは、その後のことです。
良い、お医者さんだったな、という記憶として残っています。