日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

「永遠の都」第7巻 読み始め

2007-05-11 14:44:44 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
1巻から6巻までは、アマゾンで購入したのだけれど、7巻は新品在庫ゼロ。ユースドが1円で売り出し欄に並んでる。最終巻だし、読もうと思って購入。最終巻だけ新品在庫がないってことは、こんな長編をのんびりと読み進めている人が少なくて、そもそもの発行部数が少ないのかしら。
などと思ったり。

加賀さんは昭和4年生まれ。
ものごころついたときから、満州事変、支那事変、大東亜戦争と、戦争の時代、生活のなかにははいってこなかったけれど、日本はどこかで戦争をしていて、子供時代は軍人になることはよいこと、そういう社会だった、と述懐しておられる。
今の70代半ばから80代の方々が通ってこられた少年、青年期。

その感覚はわからない。
二度とその時代に戻ってはならないと、そのことはしっかり思っているのだけれど、そういう時代が、どういう形で忍び寄ってくるのかも、判らない。

悪いことがあれば、摘発されるし、許されるべきではない。その論理は誰にでもわかるけれど、行政も学校も新聞テレビも全てが、平和を唱えるなんて軟弱な輩、そういう風潮になったら、どこに声を上げればいいのだろう。

そういう事態にならないように、言論が封じられないように、風評に惑わされないように、心しているのだけれど。

そんな時代を体験した方々の、二度とそんな時代にならないための、知恵を振りまいて欲しい、そういう思いが、私の中で勝手にあるものだから、そんなメッセージを求めて、加賀乙彦さんの7巻を開いています。

私の知り合いにで、元気に市民活動の場で活躍していらっしゃる方がおられます。
話し込むと、その活力の元のところで、
かつての同窓が、文科系の仲間たちが、戦争で命を落としていったことを思うと…、そこに行き着くのです。
いろんな理由をつけて、憲法を変えたいむきの方々もおられます。
そりゃ、そのときは与えられた憲法だし、与えられた平和でした。
だって、平和主義者を拘禁すべしとしたのが、この国だったのですから。
押し付けられた「平和」押し付けられた「民主主義」よかったじゃないですか。
だから、押し付けられたものでも、よいものは長く使い続ければいいのです。

どうぞ、両方の時代を体験した方々に、片方しか知らない世代に、もっともっと、言論も統制されていた時代だった時の話を伝えてください。
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早朝ウォーキングをはじめて・・・

2007-05-11 10:01:18 | 私の雑感あれこれ
ほぼ100日経ちました。1日約4キロとしたら、400キロ。我が家から東海道を辿るとお江戸日本橋を越えてしまう距離です。
チリも積もればを実感。
チリも積もったお肉は、どうしても私から離れがたいらしく、ダイエット効果は、いまいちです。
でも、毎日同じ時間に同じように身体を動かしていると、判ることがあります。
前日に暴食(甘いもの)を摂りすぎた翌朝は、足が重い、軽快感が減るということ。

甘党なので、このことはすごく寂しいことだけれど、ココロして、食べ物を摂取しなければいけないってことなのですね。

歩くことが、4キロ歩くということがどういうことか、しっかりと検討がついたのは、大きな収穫。
こんなことでも、ちょっぴり自信になるものです。
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