日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

活きている食べ物の話

2008-01-08 14:54:17 | 私の雑感あれこれ
「鮮度」は、食べ物については贅沢なのでしょうが、こんな場合、微妙、です。

その1 年末に息子から「活きエビ」が届く。
実はちょっと苦手、というか、初めて頂いた時の、エビの活きの良さにびっくりして、尻込みしてしまった経験がある。
もみ殻の中に、エビを探そうと手を入れると、跳ねて、捕まえようとしたら、マナ板から床へジャンプ。
考えてみれば、命の瀬戸際。必死になって飛び跳ねるのもむべなるかな、です。
噛みつくわけではないけれど、包丁を持つ私は、ヒビッてしまいました。
で、二回目に頂いた時は、一晩冷蔵庫の中で過ごしていただきました。
元気がなくなるように。・・・でも、これってエビ自身は苦しい時間が延びるだけで、決してやさしくはないのですよね。
で、今回3度目は息子からのお歳暮です。活きエビは、食べるのも、食べないのも、気が重い頂き物なのです。

その2 鯛の活き作りを食す。
お正月、少し贅沢に温泉付き昼食を味わう。
海原一望の食事の席に届いた、鯛の活き作り。
身は透き通るようで、おいしいのですが、お隣の席から、「この魚、目が・・・」。わがテーブルの鯛の目を見ると、同じく目玉が震えているのです。
舟盛りで、お頭付きで出てきたお刺身は経験あり、ですが、目がウルウル、尻尾がピクピク、は、舌はおいしいと感じていましたが(汗)、後味は・・・。

その3 豚を食す。
これは私ではなく、R国で体験してきた娘の話。
歓迎の食事として、ブタを買う。生きている豚1匹。黒かったというから、偽装の余地もなく黒豚。それを賭して御馳走とのこと。
もちろんトリもらしいけれど、鶏ではなく、ダック(あひる)だそうで…、なんとも世界が違う。私にはダメです。

なんと、食に関しては、わがままでひ弱なことか、と、思わざるをえません。
コメント (2)
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