日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

テレビ討論番組から、心に引っかかったコメント

2008-01-16 12:22:22 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
先日の日曜に見たTV討論番組「そこまで言って委員会」で、パネラーの三宅さん(政治評論家、たけしのTVタックルでも常連の方)のコメントが、心に引っかかっている。

・・・記憶から再現してみると・・・

談合、談合っていうけれど、私はそれを言っているマスコミが一番談合しているとおもっている。
マスコミ、新聞なんて、今に始まったことじゃない。
戦争中も、朝日(新聞)も、みんなこぞって、戦争をあおるような記事を毎日書いていたじゃないですか。(←パネラーの中で最高齢だから、説得力がある)
今は、事件が起こったら、みんな警察や検察に取材に行きます。記者クラブという控え室とかがあって、担当者はいつもそこに顔を出すんです。
そこで拾ったことを記事にするのでしょ。警察や検察の嫌がることを書くと、出入り禁止になるわけ、そんなことがあっちゃぁ大変、と、みんな嫌がることを書かない、という流れで、これって結果的に談合と同じじゃないですか。

・・・以上・・・

うーん、そうなのだろうな、と頭の中で場面を想像してみる。
例えば、あのライブドアの堀江氏とか村上ファンドの時も、マスコミは逐一報道するけれど、出てくる進行状況は、官製というか、警察、検察がながしているのだろうなという情報ばかりだった記憶。
そして、こんなこぼれ話題を見たことも、
かつて、まだ絶大な権限を持っていた頃の鈴木宗男代議士宅に夜討朝駆けで取材に行くと、彼はいつも取材記者に北海道特産の蟹を振舞ってくれたとか、(←これでは、悪い記事は書けません)

そういう、こんな討論番組であっても、各コメンティターのスタンスの割り振りがおのずとできているようで、今後もパネリストとして呼んでもらうためのトーク、なんて意識しての発言もあると思うし、番組構成者の目線で行くと、これも談合の匂いがしないでもない・・・。
うーん、ややこしい。
一億総○○、という流れになることなかれ。言論の自由奪うことなかれ。
ということでしょうか。










コメント
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