日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

映画鑑賞走り書き 「華麗なるギャツピー」

2009-02-03 07:37:50 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
WOWWOWで録画したものを見る。
1974年製作。主演ロバート・レッドフォードとミァ・ファロー。
74年を思い出す。
当時の映画館のポスターを思い出す。
洋画などに縁がなかったのだけれど「俺達に明日はない」でレッドフォードのファンになる。
レッドフォードは11歳年上、なんていう言い方をしたら、アホらしいと笑われた頃。
それから幾星霜が過ぎました。

さて、映画についてですが、戦後の米国富裕層が舞台だから、ファションが華麗。
若き妻ディリーにおもむろに近づく豪邸の主ギャッビー。
ギャッビーがかつて出会った若き将校であり、財を成して目の前にあわられたことから、若妻の心は移る。
かつての恋が成就に向かうことを喜ぶギャッビーだけれど、アクシデントが起き、妻の移り気に面白くなかった夫の悪意で、狙われ命を失う。
若妻の方は、豊かな夫との生活に納まり、END。

レッドフォードは正しく白馬の王子様です。白いスーツもピンクのスーツも素敵に着こなして、二人で手をつないで暗闇に消えるところなど、背中にまでフェロモンを漂わせています。

あんな時代があったのですね。
映画としては、★★★

考えてみると、もっと製作年の古い映画「ジャイアンツ」(コレは半年ほど前に見た)も、富裕な夫婦の美しい妻を思慕する使用人(ジェームズ・ディーン)が、刻苦して財をなし、憧れの人に見てもらいたがった(叶わぬから、その娘を恋人とした)心裡の方が、心を打つ。テーマはそれだけではない、いろいろな問題提起をからませており、重厚な作品です。よって、インターバルも入るほどの長編です。
どちらをチョイスするかというと、絶対「ジャイアンツ」★★★★★

ギャッビー、華麗なると修辞してあるタイトル、正しく30代のかっこいいレッドフォードを見せる映画だったのですね、ハイ。






コメント
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