日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

仕事。

2009-07-02 07:30:51 | 私の雑感あれこれ
今NHKで、瀬戸内海フェリーの経営難を伝えている。
そりゃー、そうでしょう。
本四架橋が4本もあって、その通行料金が格段に値下げされてしまって、どう努力しても、フェリー料金が高速道路料金に太刀打ちできないのです。
政府が、なんだか国民の人気取りで(私にとって、そう思える)、休日の高速料金一律1000円なんて決めたのだから、余波を受ける人はたまったものじゃない。

いま、明治期を描いた小説「許されざるもの」辻原登著を読んでいるけれど、
この中に、「ねじ巻き屋」と「点灯屋」が出てくる。
時計が町に持ち込まれて間が無く、20基ほどの時計が、役場とか名士宅にある程度。時計設置宅に出向いて、ねじ巻きと時間の調整をするのが「ねじ巻き屋」
梯子が商売道具の点灯屋は、時間が来ると街灯の点灯、消灯してまわるひと。
近頃電気が町に来たといって、今後の商売の心配も始まる・・・。
  ↑
注)これが小説のテーマじゃないですよ。

そっか、これまでも、当然必要だった仕事が、時代と共に退場していく。
今の、現在の状況も、これはまた、次の時代にとっての中継点。

橋ができて、四国に渡る方法が、車と船の選択となり、経済の波にもまれて、さて、どちらに落ち着くのか。それとも並存か。
国が1000円にして、それで採算が取れているのだったら、いいのだけれど、どこかで国民が尻拭いさせられるのだったら、不公平だよね。
コメント (2)
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自転車の3人乗り

2009-07-02 06:37:56 | 家族
3人乗り特別仕様の自転車が発売されるようです。

複数の子供を育てているときの3人乗り。
ちょっと!と思いながら、必要に迫られて、誰でも経験あり、なのではないでしょうか。
3人乗りができるように、育つ前は、一人背中にオンブして、一人を前に乗せて…、そんなこともしましたっけ。・・・若かった、動き回る必要があった、のです。

北関東のある街で暮らしていたとき、赴任先の宿舎に駐車場が無かったことから、車を手放しました。
幼子3人抱えて、車なしの生活。
ささやかなレジャーとして、よくアスレチックに連れて行きました。
自転車で30~40分程。ちょっと距離はありましたが、バスもないし、2台の自転車に分乗です。
夫が後ろと前に二人を乗せて。
行きは、上り坂がきついのですが、それは覚悟の上、仕方がありません。
で、帰り。
子供たちは、アスレチックでそれなりに疲れます。
で、必ず末っ子(1~2歳)は必ず、途中で寝てしまうのです。
ハンドルを握る夫の腕が枕です。
見るからに辛そうな寝相なのですが、睡魔には勝てないのでしょう。
何とか、危なくなく、辛くなく、とタオルや衣類を腕に巻いて枕替わりにして、
そぉーと、そぉーと、二台の自転車で帰路に着いたものでした。

必ず、なんだものなー。

若かった夫は、この家族サービスを終えて帰宅した後、自分のテニスを楽しむために、もう一度自転車でテニスコートに行っていましたっけ。

立派な3人乗り自転車を試乗しているお母さんたちが、テレビニュースに映っていました。値段が高い!そうです。
国が、3人乗り許可、というお墨付きを与えるには、それだけのものにしなければならないのでしょうが、買い求められるのは、一部の層だけでしょうね。
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