日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

区切りが付きました。

2009-07-17 07:41:13 | 家族
おかしなもので、今年1月に亡くなった夫の母の遺産の事務処理を一手に引き受けていました。
勿論、遺産分割を話し合うのは、相続人たちです。よその家は知りませんが、我が家では、(当然の事ながら)口出し無用、ワタシは関係のない人です。
分割の内容判断以外のこと、詳しい財産の調査から、分割協議で決まった内容を整理し、書面作成。これは夫が引き受けた役割なのですが、私はその事務作業をしてきました。
遠方に離れて住む兄弟や、5つほどの役所とのやり取り、7つの金融機関とのやり取り。
どちらかというと、ないがしろにされてきた、二男の嫁、なのに、こんな役割をしている自分を我ながら可笑しく思ったりもしたりして・・・。
兄弟へのメールで内容説明は、夫名で、私は黒子(笑)。

これまで、20年余り、仕事としてやってきたことの類、だから、私が一番適任なのは、自分ながら判るし、作業としてはイヤなことでもない。

昨日、夫の兄弟あての書面送付が終り、一段落した。
彼らのために、少しでもわかりやすく説明を加え、自分で不動産登記申請もできるように、手配し・・・。

法事には出席しないで欲しい、といわれ、もう会うことも無い夫の兄弟なのに。
少しでも、彼らの役に立てるように、申請関係書類に何枚もの付箋を貼って、判りやすくわかりやすく説明を加えた。
いいじゃん、自分にできることの精一杯の助力をしよう。
そう思っている、私。
なんだ!コレ、バカだなー。
司法書士に頼むから、必要ない、と言われてしまえば、徒労となるだけなのに・・・。
そう思わなくも無いのですが、
「本人申請できるハズだから、その書類も準備してやってくれ」と夫の一言で、手抜きはできなくなる、それが、ワタシなのです。
夫の兄弟からは、感謝されることも無いのに、アハハです。

言ってみれば、夫の家族への、最後のご奉公が終わったように思えます(笑)。
この作業以外は、ワタシは必要のない人でしょうから。

いえ、腹を立てているのではないのです。
むしろ、役に立てるスキルを持っていられることを、役得と思う、そんな心境です。


コメント
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