日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ガーデニング 25.9.23

2013-09-23 19:46:28 | 庭 9月
今年4回目の芝刈りをする。
旧庭を放置していたころより芝生のスペースもすっきり広がったこともあり、緑が気持ちいい。

-竜胆と桔梗を買いきて庭に秋来る-

植えつけたポット苗の桔梗の花二株。一角をすっかり秋にしてしまう不思議。
桔梗は宿根草という。来年も咲いて欲しいものだ。

8月の下旬から、次々とバラの挿し木をしているが、成績は芳しくない。
よーく、よーく覗き込んでみると、いくつかの新芽を出しているものがあるけれど(25本挿し芽して5本が何とか、状態)…、植え替えるまでに育つのは、あと2週間ほど先かしら。

しっかりと時間をかけて草取りをしなくてはならない箇所があるのだけれど、いわゆる草取りの姿勢が膝に悪いので、後回しになっている。
膝と相談しながら、何とかしたいものです。
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『薩摩スチューデント西へ』林望著を読む

2013-09-23 15:22:25 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
『薩摩スチューデント西へ』
幕末、薩英戦争から2年後、薩摩藩の若者のロンドン留学への旅行記です。
留学生15名と藩命の仕事を携えた4名、総勢19名の船旅が、彼らの日記その他の記録を頼りに、小説仕立てに書き進められています。
林望氏はリンボウ先生として、気軽に読めるイギリスがらみのエッセイを書く人、というイメージでしたが、この本では、縦横に使われている日本語を堪能しながら読みました。
そして、鹿児島弁の会話で内容が進行していくのですが、鹿児島弁だからこそ、の篤さがにじみ出ている風にさえ思え、ラジオの朗読番組で取り上げてくれたらいいのに、と何度が思いました。
「著者渾身の傑作感動巨編。」と文庫本カバーに記されていますが、読みがいがありました。幕府には内密の、藩命による留学です。香港、マカオなど寄港地で見た欧米人の支配下に置かれたアジア人の惨めさを目の当たりにしたり、とてつもなく発達しているヨーロッパ文化に出会い吸収していく様、その書きぶりに引き込まれていきます。

最近は小説から遠ざかっていましたが、いいものですね。



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