日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

地下鉄駅のホームで。

2015-03-21 14:38:27 | 私の雑感あれこれ
先週の木曜は、白内障手術から半年目の術後検査のため大学病院に予約の日でした。
時間を逆算して仕事を切り上げて、地下鉄駅に向かいました。
2時だから、ま、3時にはOK、と電光掲示板に目をやると

1時59分に〇〇駅で人身事故があったので、現在〇〇線は上下線とも運休しています。

と、テロップが流れているではありませんか。

えぇっ!

丁度今しがただから、10分20分で復旧可能かも、という思いもしないではありません。
15分程あとだったでしょうか、

○〇駅の一つ手前駅までの折り返し運転をします

と、アナウンス。

とりあえず、そちらまで進もう、乗って20分程のうちに、復旧しました、となるかも知れないから。

手前駅で乗客はホームに降ろされ、電車は逆方向へ折り返し運転していきました。
時間が経つにつれてホームは人でいっぱいに。

病院は郊外にあり、地下鉄ターミナル駅に置いてある自家用車で病院に向かう予定だったのです。そのターミナル駅まで地下鉄5駅。タクシーでそこまで行こうかしら、とも思ったり。で、ひとまず、病院に予定時間を送れること、何時までに行けばOKかを伝えるために、携帯から電話しました。そして、もう一度地下鉄の復旧具合を見て、電話を入れる、とも伝えました。
私がいる駅から折り返し運転していると聞いて、事故を起こした電車に乗っていたと男性が、ひと駅分歩いてきた、と言っていました。地上、道路も警察車や救急車でごった返して、タクシーも拾えない状態、渋滞もしていたということです。

病院行きをあきらめ、予約変更の電話を入れました。
次回予約は担当医の予定を聞かないと淹れられないが、現在診察中だから、私からの再電話か、または先方から電話してもいいとのこと。
充電量も気になることを伝えると(こちらからかけると、代表電話から担当部署と、回され、さらに担当看護師さんにとなると時間がかかる)、先方から電話します、となった。

なが~い、前座話になりました。苦笑

で、

では、お電話番号を教えてください。

と。

着信履歴を調べてください。
とは言えない。…だって、病院代表電話から回送されているのだから…。

で、

090の〇〇〇〇の△△△△


言えた。ほっ。

最近、自分の携帯の番号を復習しておいて、よかった~

でも、間違っていたら、イヤイヤ大丈夫なはず…

そんな、気持ちのユレがありました。

10分ほどで、携帯に電話。

ほっ。

新しい予約日が決まりました。


人身事故だっていうのに、本当にどうでもいい話をしてしまいました。



長い間大勢の人がホームで待ちぼうけ状態だったのに、大きい声も聴かず、若い駅員さんに、なぜ新しい情報を聞いてきて伝えようとしないのか、と質問している人がいる程度でした。

それぞれが、それぞれの部署で、精一杯対応しているのだから、責めても始まらない、という発想で受け止めている社会なんだな、と感じたものです。


結局、2時間近くの運休を経て、復旧しました。
事故を起こした電車に乗っていた前述の男性が耳にした話では、二人の方が性別も身元確認もできないほどだったようです。 
                                  合掌








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小学校の卒業式に列席

2015-03-21 10:46:02 | 私の雑感あれこれ
桜のつぼみもふくらんで…、と祝辞や答辞が聞こえてくる「春」の行事。

帰宅すると我が家の庭では、姫こぶしが開花していました。





3年目の庭の一角です。
なかなかすくすくとは育っていませんが、こぶしを開いたというネーミング、まさしく、です。

■卒業式、雑感

バック音楽が流れ、「卒業生入場」とマイクが入ると、涙腺が緩みます。いつも。自分の子供は当事者じゃないのだけれど。不思議なもんです。DNAに組み込まれてしまっているようです。苦笑

12歳の子供たち、最初から終いまで、一つも私語なし、すっごい訓練、下準備があったのだろうな~、と思いました。
卒業証書授与の場の行き帰りも、背筋ピーンは素敵なんですが、手を振らないで両脇につけながら歩く姿は、指導をしっかり守っているよ~、という緊張感がふつふつと見て取れました。ま、先生たちの方針なのでしょうね。
キミたち、よく頑張ったね。大きくなると、ダラダラでは通用しない、きちんとやらなくてはいけないことが出てくるけれど、今日のこの体験をしているから、きっと「やるときはやれる子」に成長できると思うよ。おばちゃん、拍手~、です。

特殊学級の子供もふたり卒業しました。
本人自身で証書を受け取れるように、先生が付き添ったり、その配慮に、日本の学校の手厚さを思いました。(他所との比較ではなくて)車いすで退場した子供もいたのですが、スピードが遅くても、退場し終わるまで、拍手がずっと続いて。参加者全員の配慮も暖かいものでした。当然のことでしょうけれど。そんな環境であることを、このましく思い岐路につきました。






コメント (5)
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