日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

青森、二つの半島を旅した記録として。

2023-08-05 07:31:45 | 旅行・休養
県営空港から飛行機で青森空港まで。以前この空港を利用したときは閑散としていたのですが、今回はにぎわっていました。
1日目は青森空港から下北半島を巡ります。
この日は青森の日差しもきつくて、写メも適当に、といった感じに💦


恐山に死者が来ているということで、東北の震災のあとは大勢の家族を失った方々が恐山を訪れていたと聞きました。
死者の好物や着せたい洋服や履物などが沢山奉納(?)されていて、いつの時代も大事な人を喪う哀しみは共通していると、響くものがありました。
むつ斗南温泉のホテルの夕食と翌朝の朝食。
 
お魚メインの食事が続きます。

斗南温泉の名は、かつての斗南藩の名前から来ているのですが、この藩は徳川側として最後まで戊辰戦争を戦った会津藩が廃藩となり明治になって斗南藩とかわり、その地を下北半島と指定され、会津から海路・陸路で移動してきた人々が暮らし始めたという歴史があります。
そういえば柴五郎の伝記を読んだことがあり、戊辰戦争で家族の内の女性たちが全部戦死した後、青森での暮らしとなり、貧しい小屋での冬の厳しさが記されていたのを思い出したりしました。但し、1年余りで廃藩置県となり、斗南藩は短命で終わり、多くの人が下北の地を離れた、とあった。

翌朝は大間崎へ向かう。

マグロの一本吊りの名所です。大きいマグロは全部豊洲(東京江東区)に行きます、と書いてあって、:経済力がものをいうのです。
ひとつ500円で食べた、殻に入ったウニが美味しかった。子供の頃によく、とったばかりのこのウニを炎天の海辺て食べていたのだけれど、私たち子どもは食べる術を知らず、そこらの石でつぶして中味をほじくったものです。なので、殻を食べやすくしてあることに感動。
昼食は海鮮丼。

遊覧船で奇岩の名所、仏が浦に。


風が強くて欠航になることが多いとのことですが、天候は快調でした。上陸して奇岩エリアを歩いたりして圧巻だったのですが、画像が少なくて💦

半島の陸奥湾側の中程にある港からむつ湾フェリーで津軽半島に向かう。
津軽半島の突端は竜飛崎です。

竜飛崎に有るホテルに宿泊。夕食は舟盛。お肉メニューは少しだけ。ほぼ海鮮が続きます。


階段国道を途中まで下ってみる。
風が強いのが日常茶飯事らしいのですが、用心しながら歩を進める。

途中のアジサイが見事でした。
津軽三味線会館で、津軽三味線を鑑賞。津軽三味線の迫力は楽しめます。

その後に、斜陽館といわれている、太宰治の生家を訪問。建物の写真は撮り忘れました。

これが津島修治であり太宰治。
高校2年ぐらいからだろうか、随分読んだものです。彼に関する活字になったものはハガキや書簡までも。全集も持っていたのですが、帰宅して書架を確認したら処分済みでした。

その後、五所川原の立佞武多の館を見学。行程表の「立佞武多」の読み方にも疎くて、ふぅ~ん程度に目を通していたのですが、観て圧巻!ねぶた祭りを間近に控えて出陣を整えた3台の山車をすぐそばで見ることができました。高さが23mとか。


鶴の舞橋(美しい3連太鼓橋)100m×3の長さ。画像なし💦 バス移動中に一雨降った後だったので足元に気を付けながらの歩行でした。

五所川原でねぶたの実物を観られたことで充分満足感が得られたのですが、更に青森ベイエリアで、青森市開催のねぶた祭りのねぶた制作現地も見ることか出来ました。

こんなのが20体以上もテントの中で作られているのです。
完成してテントがクローズ状態のもありましたが、10体以上は覗き見ることができました。

恐山を尋ねてみたい、に始まった旅行企画でしたが、いろんな出会いがあって、盛りだくさんでした。
月が替わって8月。いよいよねぶた祭り期間に突入です。
昨晩YouTubeで青森のねぶたまつり、五所川原の立佞武多祭りの動画を堪能しました。
実際に見学してきたねぶたが通りを練り歩いていると思うと興味をそそられました。

帰りの飛行機が30分以上遅れたのですが、空港まで自家用車で来ているので安心です。
今までゴールドカードだと空港ラウンジが使える、と加入したときに聞いてはいたけれど、利用したことはありませんでした。で今回初体験。但し青森空港のラウンジスペースはゆったりしていますが、飲み物だけ、でした。





















コメント
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