日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

出来ない相談

2011-10-09 09:20:56 | 私の雑感あれこれ
朝ベットで、テレビのチャンネルをあちこち選択する、ほんの短い時間とめて、朝のトーク番組のレギュラー嬢のコメント。

話題の流れは、「最近頑張っていること」らしい。
その彼女(30代後半か。娘さんがいるらしい)、ここ3週間、晩御飯のときのお酒をやめたという話。
すると、ご飯の時間が短くて40分ぐらいで終わるの。そのあと子供の宿題を見たりして1時間過ごして、お風呂に入って、その後もベットに入って本を読む時間もできたのです。
そして、翌日の目覚めがスッキリ。朝ごはんもおいしいの。
こんなものだと知らなかった!
と。

先日の新聞で、禁煙した男性の話もでていた。
とにかく、食事がおいしくなった。煙草をすっていたときは、食事後の一服を楽しみたくてご飯をかっ込んでいたようなものだった、と。

ウチには喫煙者はいない。
でも、長らく晩酌のない夕飯はない。
だから、ダラダラとながーい。というか、飲むのがメインだから、お茶碗のご飯は、忘れた頃に添え物程度状態。

私は、飲まない。
飲む人って、アルコールに浸った舌で、副菜を食べているのだ!
同じ副菜を食べていても、ご飯と一緒に食べるおかずの私とは違う味なのだろうな。
キミの味覚とボクとは違う、という文句がしばしば出る。
お酒が入りながら・・・。
手酌、というかすべて自分で、だから、どれだけの分量になっているのか知らない。
「控えめに」など言おうものなら、
「自分で管理しているから、キミから言われる筋合いはない」とくる。
その時点で既に酔っているので、「そうだね~」といった流れになることはない。

あーあ。
お酒を飲まないと、食後の時間が有効に使えるのに!
それでも、お酒を飲まないではいられないのかー。

飲んで、ソファーで居眠りして時間が過ぎる。
そんなひとを眺め続けて、ウン十年です。

文頭の彼女みたいに、一念発起・・・
なんていうのは、わが家の「出来ない相談」です。

晩酌は缶ビール1本程度ってお宅、いいなー。
本当はそう思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オードリー・ヘップバーンの「尼僧物語」を見る

2011-10-07 16:42:34 | 映画・テレビドラマ・音楽
WOWWOWで。
なんとなしに付けたテレビで、途中から見て、所用で最後まで見られなかったので、
翌日、録画で見直す。
見始めは、オードリーの美しさを堪能するつもりで、見ていたのだけれど、
字幕の台詞を追っているうちに、そういうことを言いたい映画か、と気になりだし、映画のはじめと終わりもきちんと鑑賞しました。
カソリック教会が修道女に求めている規律、修道女の世界を知ることが出来ました。
―以下ネタばれなので、ゴメン―

「お父さんが誇りに思う娘になれるよう目指します」と娘
「いつまでもお父さんの娘なのだから、ガブリエル(オードリーヘップバーン)には幸せでいて欲しい。・・・いつでも、ここに戻ってきていいよ」と父
(再現しようと思わなかったので、ルーズにしか見ていなかった、いい加減でゴメン)
そんな会話を取り交わして、彼女は修道院に入る。

ガブリエルは看護婦としてコンゴの修道院が運営する病院で働くのだけれど、看護婦の仕事よりも、修道女としての祈りが優先するように指導され。。患者のために頑張っても、《自分をよく見せたいという世俗の欲にとらわれている》と看做され懺悔しなくてはならない世界。
ふーん、カソリックの世界ってそういう考え方なのか、と私(わたし)的な一知識の仕入れ(苦笑)。
これは実話に基づく原作があって、ローマカソリックに配慮しながら製作されたと書かれた映画案内も読んだから、当時のキリスト教社会にあっては、映画製作は微妙さも含んでいたのかもしれない。
自分と話したがっている患者が目の前にいても、治療をもう少し続けたくても、お祈りの鐘が鳴ると、なにより礼拝が大事で、遅れると懺悔しなくてはならない生活が続く。
外科医の娘で有能な看護婦である彼女には、そのルールになじめない。
ドイツ軍にブルッセルの街が陥落し、ベルギーも降伏。父親が内密にけが人の治療中のところを機銃掃射に遭い死亡との連絡を受ける。修道院では手紙も検閲を経るのが本来のルールらしい。
湧き出る感情も否定しなくてはならない世界に耐え切れなくなって、終章でガブリエルは教会を出て行く。

尼僧姿のオードリー・ヘップバーンは、やはり美しかった!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローマ人の物語 第4巻 

2011-10-06 12:47:12 | 
第二次ポエニ戦争の真っただ中、です。
兵士は数。
ローマ軍もカルタゴ軍も、歩兵、騎馬兵の数が千単位で。
カンネの戦い(ローマ軍大)敗戦は、今日の軍隊でも学んでいないものはない、といわれる作戦だそうだ。
時は紀元前3世紀後半。
アルキメデス名前が出てくる。カルタゴに制覇された都市の年は75歳の老数学者。彼の考案による兵器は、ローマ軍を痛めつけた、とある。
その後、その街が陥落されるまでに攻められたとき、彼が名だたるアルキメデスとも知らない一兵士に殺された、そうな。
中学の理科の浮力の話で、「アルキメデスの原理」と教えてもらった人は、紀元前の地中海の街の天才だったのか…。

ハンニバルの進軍でローマ軍は退けられる。ローマの軍人たちは金の指輪をしていた。ハンニバルの末弟がカルタゴ本国に戦勝の知らせを伝えに帰国したとき、戦死した兵士から奪い取った金の指輪を持参したのだけれど、金の山が積みあがったという。
そんな何万人もの兵士の兵站は?と考えるでしょう。
ハンニバル軍は常に10日分を確保していたとのことだけれど、スペインの領地から出て何年も経過している。よって、周辺地域を襲撃しての食料調達。
古代の地中海一帯は、遺跡の宝庫かもしれないけれど、今の時代が、比べようもなく平安、そういう思いをもちながらページをめくる。

4巻も後半になると、ローマ軍の若き将軍スキピオの活躍が出てくる。カルタゴ軍は全戦全勝だったのが負け戦も出てくる。実は、戦の兵の説明、陣地の懇切丁寧な話が続くので、読みがあさ~くなっているのが、実態です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徹子の部屋のゲスト 歌舞伎役者と奥様

2011-10-06 06:51:08 | 映画・テレビドラマ・音楽
昼時にテレビをつけたら「徹子の部屋」だった。
歌舞伎役者の奥様は扇千景さん(周知だと思いますが、前参議院議長)。
黒柳さんと扇千景さんは、若い頃いっしょにお仕事もなさった間柄で、彼女の若い頃のエピソードがスラスラと徹子さん
「あなたはとにかく仕切り屋だったわね~」と口火を切る。
彼女の仕切りぶりが、50年以上たっても記憶に残っているのだから、個性の強い人の集まりである芸能界でも、相当強烈な印象だったのでしょう。
宝塚の女役トップスターで、お人形さんのようにお綺麗なのに、ビシパシ仕切ってしまうタイプ、というのが面白い。
機転が利いて、ぼんやりしていられないタイプ、というのが対談でも察せられる。
「女は後ろから歩いていくものでしょ。でもワタシつい前を歩いてしまうの」

結婚のイキサツは、出来ちゃった婚とか。
「ワタシ、結婚するつもりなかったのよ。産んで一人で育てていくつもりだったの。だって、こんな浮気ばっかりする人と結婚してもしょうがない、と始めから思っていたから。
だけど、子供には父親が必要、と説得されて、シブシブだったの。両親も結婚には反対だったわ」と。
若い頃の扇千景さんは、お人形さんのような美人なのです。
その彼女が、すごい!強い!
仕切りやタイプだったというのも、納得です。

今はウォーキングを毎日8000歩しているという。
国会活動の毎日では2000歩にしかならず、一日1万歩をとお医者様に言われて、8000歩をウォーキングしてきたという。
それが今も、ずっと続いていて、夫(中村扇雀⇒中村雁二郎⇒坂田藤十郎と名前が変わった役者)も、一緒に8000歩歩いているという。
 そこで、先の台詞。
「夫が前を歩くと、方向音痴で出来ないの。それで、ワタシが前を歩くことに…」

もう80歳になろうとしている夫を、さらりと
「この人、悪いのは頭だけで、ほかはどこも悪くないの。足も腰も全然痛いところはないのよ」と。
夫は、ニコニコとして聞き役。
そして、もう一度結婚するとしたら、また扇千景さんがいい、と。
で、奥様は
「この人、(歌舞伎以外は)なーにも出来ないでしょ。もう少し出来る人,頭のいい人がいいわ」と。

こんな彼女だったから、政界の人から、「奥さんを貸してくれ」と夫に申入れがあって、30年間政治にかかわった、という人生。
芸能界が25年、政界30年という。あっぱれな女性です。
今は、政界引退して、今日のゲスト出演は、夫の歌舞伎公演の宣伝の意図もあったのだろうか。内助の功での出演だろうけれど、扇千景さんの回転のよさばかりが目立った(笑)。

生来の知恵者が政界という猛者揃いの中で30年過ごしてきて、論理的思考回路が、より鍛え上げられたのだろう、そう思った。

仕事は家には持ち帰らない、で通したとのことだけれど、80歳近くになっても、アレだけスラスラと話を展開できるのは、魅力的。
でも、「女は後ろを歩かなくてはならないのにね」が、何回も口に出た。知恵が回って、こうすれば、と思うところを、我慢…、で堪える機会に、常々出くわしているのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私、童話「幸福の王子」好きじゃなくなりました。

2011-10-05 06:44:56 | 家族
子供の頃に、たくさん本を読んだ、という人がいますが、私は、そうではありません。
幼稚園の頃、ハシカに罹り、退屈しのぎに読んでいた、「ぶんぶく茶釜」や「シンデレラ」の絵柄は覚えていますが、後は、教科書の話をひとつふたつ覚えている程度です。
でも、小学生用の雑誌は講読していたのでしょうね。
その中でであった「幸福の王子」が好きでした。
ブログをはじめてからも、話題に取上げたことがあります。
昨日、ふと、好きじゃなくなりました。
今の気持ちは嫌い、です。
ずっとこの話が好きだった自分も、イヤになりました。

「アッハハ、キミという人は!」と私の中の神様が言うかも知れません。
でも、キライ、です。

こころのやさしい、貧しい人に命までもささげる王子様なのに、どうしてキライなの、と聞く人がいるかもしれません。

私の中の神様は、私がどうして、そんな心理状態になっているのか、察しがついています。

その王子様に、お母様がいたら、彼女は、始めはやさしく育った息子を喜ぶでしょう。
でも、自分のすべてを貧しい民に分け与えて、終いには命までも失ってしまう、となるとどうでしょう。
それでも、息子のやさしさを尊ばなくてはならないのでしょうか。
ということ。

話は飛びます。
宇宙船地球号」という組織を作って活躍していらっしゃる医師の山本敏晴さんの本に、アフリカでの医療活動中に、自分たちは命を落としてはならない、自分たちに何かあると、活動そのものに影響するから。現地の人以上に、危険に陥らない活動範囲に徹しなくてはならない、と。
もう一つ、印象に残っていることも、付け加えます。
自分たちが、アフリカ貧困地域に入ると、そのことが格差を助長するしくみ、のことも書いてありました。(もう、この歳になってくると、あちこちで読んだ本が重なってくる現象を起こしてしまいます、失敬!)
先進国が医療施設を作ろうとすると、まず地域の長老とか、村長に声をかけます。そこで地元人材を集めてもらいます。給料を支払うわけです。
となると、集まる人は、先進国から、決まった給料をもらえる職、なのですから魅力的な話であり、結果として村長と縁のある人たちを優先となります。
考えてみてください。現金収入などなくて、自給自足生活に近かった人たちの中に、きちんと現金収入がある人たちがでる。⇒格差が生まれるのです。それも縁故採用で。
そんな形で看護士ができると推薦された、雇用した看護士さんたちを、あるとき簡単な問題を作ってテストすることにしたそうです。結果、惨憺たるものだったそうです。
その後テスト採用にすると一定のレベル確保に役立った、と。
因みに、山本医師は現地語を短期間にマスターし、現地語で治療に当ることを心がけておられる方です。だから、簡単なテストも現地語です。
彼の本から、途上国援助の現実の一つを教えられました。もちろん途上国も事情はさまざまだろうし、多様であることも忘れてはなりません。

金箔のすべて、命まで差し出すと、後に続かなくなる、から、
だから、良くない、のだけれど、
加えて、王子様は、貧民を助けるために、自分の母親を悲しませたんだものなー。
私だったら、母親として悲しい。
慈善に命をささげた、なんて評価しない。

その程度のこころの狭さ、の母親なのです。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

役に立たないかも知れないけれど・・・一つの工夫

2011-10-03 21:43:59 | 社会問題
遠くから災害のニュースを聞いているだけの私の案は現場には届かないかも知れないけれど、記載してみます。
最近、東京電力に福島原発事故から受けた損害賠償請求の話題が登っています。
膨大な資料の提出を求められて大変、ということを聞きます。

大変だろう、ということは想像できます。
実際に求められている資料も見ないで、サゼッションはおかしいのですが、こうしたらと思うことを、まったく勝手に書きますね。

大学ノートを用意します。
大まかに、1ページ1週間が2週間の分量で月日を入れていきます。
1ページが2週間だと、2ページで1ヶ月、今は6ヶ月経っているとすると12ページになりますね。
こんな風に日割りしてから、コレまでの移動したこと、転居での出費、めぼしい買い物をしたこと、などを、思い出しながら書き込んでいくのです。
各ページに縦線を入れて、左側に金額を書き込む。

もう半年も前のことだから、てんやわんやだったし、と負担感でイッパイでしょう。
でも、とにかく、ノートに書き始めれば、混乱に整理がつくし、書いたものは残ります。
間違っていれば、消して書き直せばいいのです。
領収書なども、見つかり次第、その項目の場所にクリップ止めなどをして(貼ったほうがいいのですが、コピーする必要があるかもしれないので)置くと、いいですよね。

1ヶ月ごとに袋に入れる、というのでもいいかもしれない。

とかく人は、領収書など大切に持っていても、整理されていないと、なんだか負担感ばかり感じて、気が重くなるものだから。

そういう風に整理されていくと、どの資料が揃っていて、どれが紛失しているのか、どれが説明できて、説明できないのはどれか、が判って来ます。

被災者は、混乱しているのは同じです。そんな中で、整理のためのノートを作ると、精神的にも楽になると思うのだけれど、どうでしょう。
面倒だ、大変だ、と何回繰り返し言っても、解決にはなりません。
ノートに、記憶をたどりながら、時系列に記入して言ってみると、よくわかるものです。

相続が起こったときに、友人にも言いました。
財産を分類して、ノートに書き出すこと。
必要書類も列記して、揃ったら印を付けていくこと。
電話で問い合わせたら、その日付と相手の役所の名前と電話番号、担当者名もメモしておくこと。
一度書いておくと、次はそれを見たらいいのだから、便利だよ、と言い添えました。

彼女、ノート付けを実行したようです。
それで、その年の4月の息子の大学入学手続きのとき、父親死亡で奨学金などの手続きなど面倒だったけれど、一度で全部そろえて、大学の担当者が感心された!と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリーゴールドの記憶

2011-10-03 16:07:04 | 私の雑感あれこれ
まだ20代も前半のころ、小さな新築の借家の周りに、種を蒔いてマリーゴールドを育てたことがある。
畳3畳分ぐらいの面積に一面に咲き誇った。
だから、マリーゴールドは元気で育てやすい花、というイメージだった。
あれから幾星霜が流れて、
また、家族構成が同じになったし、植えてみっか!
と、去年から種を蒔いている。
去年もあまりパッとしなかった。でも晩秋霜が降りるまでは、小さなオレンジの花が、それなりに賑わった。
ところが、今年は、去年に倍加して、花付きが悪かった。
夏の花壇の常連だと思っているのに、我が家のソレは繁々と緑の葉っぱだけが元気良かった。
なんだよー、と、ツレナク思いながら、ホースで水やりもさぼりがちだった。
で、すっかり秋の10月の朝になって、ようやく、まだ日の差さない花壇に「小さな灯りのよう」に、おなじみのオレンジの花弁が視界に飛び込んでくるようになった。
よく見れば、つぼみの大群もある。
なーんだか、おまえさんたち、遅咲きにも程がある!
叱りつけたい気持ちを、押さえて、押さえて。
これから霜が降りるまで、庶民的な花、マリーゴールドの庭になります。
ま、洗濯ものを干すときに眺める程度ではありますが・・・。

でも、私、マリーゴールドって、苗で買わないで、種から植えなくっちゃ、と思ってしまうヒトです。この花は、23、24歳の頃の体験につながっているから。
今の花は、一昨年ご近所さんに種を分けてもらい、去年花を咲かせ、その子孫です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3号被保険者制度に分割案という見出し

2011-10-02 08:26:21 | 社会問題
昨日の朝日新聞の見出し、です。
3号被保険者、ということば一般にも理解が浸透しているでしょうか。
サラリーマンの働いていない妻(3号被保険者)が、今の制度では年金保険料を支払わなくても基礎年金を受取れる、という制度です。
このサラリーマンと妻の年金について、夫が受取る厚生年金部分をそれぞれが2分割で受給するという案です。
基礎年金を1、厚生年金4とすると、
夫は合計5の年金を受取ります。
妻は1を受取ります。
夫婦で合計6を受取り、老後生活をしていくということです。

この案では、
厚生年金部分4を2分割して、
夫基礎年金1と厚生年金2
妻基礎年金1と厚生年金2
合計6です。
なーんだ、一緒じゃないか、
ではありません。
それぞれの名前宛に、3ずつ支払われる、という仕組みです。

長年、夫の給料管理を仕切ってきた妻にとっては、夫の年金も仕切り続けていて、変わりはないわ、という家庭もあるかも知れません。
でも、「夫の年金での生活」から、自分個人の年金受給権になるのです。

小宮山厚生労働大臣としては、3号被保険者制度の存続に疑義を持っているかただそうですが、それでもコレは一歩前進と考えておられるそうです。

年金制度が出来たころから比べると寿命も長くなり、若年人口が増えず、年金財政も負担増という現実。
制度を見直し、合理化を計りたいという趣旨から出た案かしら、と思いながら読みましたが、皆さんどう思われますか。
因みに、記事では、夫が亡くなったとき妻が受取る遺族年金は夫の年金の4分の3とか。
さらに、因みに、離婚に際しては、年金分割制度が実施されており、現行でも婚姻期間に納付していた年金については、2分割するという仕組みになっています。
注記しておきたいところは、
上記説明は、ざっくり説明であり、
2分割は、夫が年金を支払っていた期間のうち、婚姻していた期間部分についての2分割だと思います。…夫を支えてきた役割に対しての支給だからです。
また、夫と年齢が離れていて、夫が半分を受給していても、妻がその年齢に達しないと妻の受給開始とはならない。…記事ではそこまでは書いてありませんが、離婚の場合はそうです。

現状よりは合理的だとおもいますが、どうでしょう。
損だと思う人は反対、有利だと思う人は賛成する、そんなものでしょうか。

支払わなくても基礎年金を受取れる制度、そのものが、無年金者を出さないための配慮に基づく制度だと思うのですが。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日の朝、掃除機の掃除。

2011-10-01 08:27:30 | 私の雑感あれこれ
お掃除ロボット「ルンバ」の調子が悪かった(いつまでも稼動し続けて、ドックに戻らない状態)ので、点検をかねての掃除をした。
近頃は、細かいことは、疲れのたまっている夜はしたくない、
ので、朝一で実施、というわけです。

取扱説明書を見ながら、順を追って取り外して、
掃除機「ルンバ」を綿棒や、柔らかい布や、「一般の掃除機」(笑)で、「掃除する」。

4、5回に一度は掃除してください、と説明書にはある。
「なんだー、掃除機を掃除するのに手間がかかる!」と心中に、フツフツと湧き上がるものが…。
説明書は、しごく丁寧で、順を追って進めていくと、なんだか、
「お掃除ロボットを作ると、便利だろうな。きっとこんなのが出来るのを待っている人たちがいるはずだ」
と、構想を練って製作に励んでいる人たちの想いが、にじみ出てくる気がしてきた。

「糸くずや、髪の毛が絡まっていたら取り除いてください」なんて、書いてあると、よくそんなことまで、気配りして…とワタシ。
…当たり前なのです。家庭の掃除ロボットなのだから。
ただネ、この製品の研究者が、ロボットの研究者が、わが家の糸くずや髪の毛のことまで配慮してくれているかのようで(…ここが、ワタシのアホなのトコロ)、感じ入ってしまうのです。

ロボット稼動の最終点検作業員になったような気分、を少し味わって、真面目に「一般の掃除機で吸い取って」(笑)取り外し部分を再セット。

お試しに、ルンバには廊下と洗面所スペースの掃除を指示。
広めのリビングは、ワタシが久しぶりに出した「一般の掃除機」で、数分で掃除終了(苦笑)。

ルンバは「一般の掃除機」よりは時間がかかりますが、今回は快適に掃除を仕上げ、無事ドックに戻ってくれました。


友人に、一昨年リフォーム時の食洗器を導入した話をしたら、二人とも既に「食洗器あり」の人でした。
でもネ、二人とも「夫婦二人だから、食器も少ないし、出し入れが手間だから、使わない」との話だったのを思い出しました。
お掃除ロボットも類例ですね。
4、5回に一度の掃除機の掃除、は手間かも知れません。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする