日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ガーデニング 23

2013-07-10 08:01:38 | 庭 7月
早朝から、庭仕事の日々。
花がら摘みをして回っても、小ぶりのバケツが軽くいっぱいになるほどの嵩。
虫食い葉を見つけると、焼酎の唐辛子漬けエキスの水溶液を霧吹きで噴射。
シッテン抜刀する青虫を摘み取って踏んづけるワタシ。
葉っぱが残り少なくなって、切り取るに忍びないときは(葉がなくなっては光合成に差し支えます)、青虫を手づかみで!
変われば変わったものです。ワタシ、バラのハハの如し(苦笑)、です。

季節ごとに草花のローテーションを考えるよりも、バラの花に固定した方がラク、という考えに傾いていたのですが、ひと回りの見回りにもそれなりの時間がかかって、
「えいっ!もうバラは増やさない!」
そう、自分に言い聞かせて、室内に入ったところです。

それにしても、1年あまりで40本を超えました。
増やし方が過激すぎたかもしれません。
市販農薬を使っていないので、重曹水溶液やら、スギナのエキス水溶液など、毎日のように手当していて、忙しなく手間がかかるのです。
お店に並んでいるバラの花は、いかに農薬漬けで育てられているか、なんてブツクサいって、病気にも、虫にも負けそうになっている、バラと自分を励ましたりしています。

写真は花がら摘みの際に出くわした1輪。
クイーンエリザベスです。
炎天になりそうな夏の早朝に、ワタシだけに(ウッフフ)、こんな楚々とした「美」を提供してくれるから、バラ作りって、ねぇ~。
印をパシャリしました。

ひまわりが咲いています。
去年のこぼれ種から。超ジャンボ。
去年は1メートル超も叶わなかったのに、今年は2メートル越えて、親父っぽい風情です。笑
アメリカタイアオイも今朝、初の1輪開花しました。
我が家での別名「パラボラアンテナ」。ほんと、これも大きい花弁を広げる花です。
今日の一番花は白でした。



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母を見舞う

2013-07-09 07:07:25 | 母のことなど
土日に、圧迫骨折で入院中の母を見舞った。
道中の長距離バス。
バスは一面の碧の海を掻き分けるように走る。
なんと豊な森を国土に持つ国か、と感動するほどの景色。
日本の背骨を越えて、散居村の田園地帯に入る。これも自慢したくなるほどの(誰に?笑)眺め。

母は、痛みがひところよりは和らいだようで、ベットに座ることもできる。ホッ。
しりもちで脊椎の圧迫骨折になる身体状況と、これからも付き合っていかなくてはならない。入院期間3週間。退院後の介護の見通しは不確定部分多し、です。

ベットサイドでだったけれど、懸案の遺言の話を持ち出す。
紙と筆記用具は準備してきたから、自分の思っている気持ちどおりに書き残したらいいと思うよ、と。
翌日、再度病院へ。
母は心を決めて、○○にするときっぱりといった。
じゃ~、トラブルにならないように、せめてこうしようか、と説明して、了解する。
右半身に麻痺が残っているから、当然文字もミミズが這ったような文字。
多くの文字をミスなく書くのは一苦労。
シンプルに意味が伝わるように、の最低限度を記して、年月日と氏名を書き込む。

「遺言は気持ちが変わったらいつでも変更していいんだよ」と母に念を押す。
いい仕事をした、とワタシ。
もともと貰うつもりもなく、自分の受け取り分ナシの遺言だから、母への説明も爽やか。
母のそう長くはない日々を、どうしようという心配なしに過ごせるようになった、と思う。

一泊二日で帰宅。
毎日世話をする人が何よりも負担。本当にありがたいと思う。
ふと思う。
ワタシは貰っていないのではなく、弟夫婦から、時間を貰っているのです。






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ガーデン雑記 22

2013-07-08 11:51:13 | 庭 7月
梅雨明けかも。さあ、急げ!
という調子で、今朝からガーデニング。
土日は出かけたので、購入した苗がまだ6本放置状態だった。

見切り処分品の苗たちは、小さなポットの中で纏足状態。
早く根っこを広げられるようにポットから出してやらなければ…と。
東側を全面つるバラに、と構想を広げた。
平面的にならないように、アーチもひとつ加えて厚みを持たせようと考案。
アーチには両側からピンクの華やかなスパニッシュビューティーを這わせて、と。
定植位置を確定するために、園芸店へアーチの横幅の下見に行ったつもりが、作業をできるだけ早く進めたくて、即購入してきた!
東側のコレまで植えられている植物を移動して、定植スペースを作るとこから作業をしなくてはならない。
ルピナス、カキツバタやタチアオイ(この2つは2度目の移動)を、申し訳ないと思いながら異動。
日差しはジリジリ。
実は梅雨明けだった、と夕刻にもお天気情報が流れそうな日差しの中の作業。
ゴメン、根付いてね、とお願いする。

つるバラ3本と、木立ばらを鉢に2本植替えて午前の作業を終了。

あと1本、ピンクの可愛い花が満開の「つる桜かすみ」が残っている。
これは、今オリーブを植えている大鉢(テラコツタ)に植える予定。
オリーブの転居先が決まるまで、今しばらくの待機です。
なみなみと桜かすみの小鉢に水を遣る。がんばれ!

追記
案の定、昼には梅雨明けでした。
蝶々がしきりに欄で部ぅー
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ガーデン雑記 21 追記あり

2013-07-04 15:39:37 | 庭 7月
余った時間、というか、ひとり時間の多くを、バラ園の構想をして楽しんでいる。
雨水タンク購入の予定。自治体が15000円を上限に半額補助してくれるとのことで、申請書を提出してきた。
その帰りに園芸店へ向かう。
バラ苗が見切り処分されて並んでいる!
買っちゃえ、と思って、サクサクとカゴに入れる。
正札2000円超えの品が500円!
中には200円という申し訳ない値段も。
計9本を購入。
見切り処分品だから、そりゃー、葉っぱも哀れ。黒点病にも罹っている。
でも、がんばって元気を取戻させよう、秋までに。
四季咲きのバラは秋に咲いてくれたらラッキー。
一季咲きのものは来春で構わない。
豊な気分になって帰宅。

9本もいっぺんに購入したから、どれがどんな個性を持っているか、まず整理。
で、つるバラ5本に木立が4本。
色合いを調整しようと、苗ポットのまま、梅雨の雨の中、庭に配置してみた。
定植は明日からの作業になる。

まことに消費に貢献しています!
超特価品を買って、そういう言い草は的外れかしら。笑

追記
翌朝も雨。
雨の中を庭へ(懲りない人でしょ。苦笑)。
仮り置きした、9つのポット苗の配置を再チェック。
シンプルでやさしい色合いの花の横に、微妙な複雑系の色合いのものは、プラスに働くのかマイナスか。
やさしめの似ているけれど微妙に異なる色合いの花は、並べた方がいいか、避けたほうかいいか。
など自問自答している。
そして、バラコーナーの外野部分で、クレマチスが1輪咲いた!
咲いている鉢物を購入して定植したものだけれど、定植後の初の1輪!
雨の中で、初々しい!
種から育てた千日紅も真紅の丸い花を見せ始めた。去年、苗を買って育てたものから種を採って、今年は種から育てた。

ガーデニング2年生になったばかりで、まずまずといったところか。
ワタシにとってウレシイ話を聞いた。
園芸店に来ていたお客さんと話していて、ご近所に80代でバラ栽培をやっていらっしゃる方がいるという。もう何十年ものベテランだとか。
あと20年はできるか!
こんな話が、今はうれしいのです。







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こんな至福を味わって

2013-07-03 06:58:01 | 
弊ブログは「至福」バーゲンセールみたいですが、
ワタシ、喜び屋、感慨屋、なのです。
割り引いて読み流してください。

電車の中で読書しようとバックを漁ったけれど、目的の新書は通勤バックには入っていなくて、長らく入れっぱなし状態で中断していた文庫本を読み始めた。
その本とは「ローマ人の物語24 賢帝の世紀(上)」です。
時代も下って、紀元2世紀頃のトライアヌス(5賢帝のひとり)のダキアの征服とその後の治世が書かれています。
塩野さんの「ローマ人の物語」を読むことは、ワタシにとって西洋史の講義を受け始めたようでした。高校時代は長いカタカナ名ばかりで到底好きにはなれなかった世界史でしたが、紀元前の出来事がその時代に文字化されて今に残っており、その内容(人間のやること)は、今の私たちでも理解できたり、共通した思いだったりすることを知りました。当時の文章家(物書き)のこの著作は評判がよかったとか、カエサルは名文家で、自分の行軍の著作「ガリア戦記」でつづっているのだとか、整理して学んでいる。
そして、関心ごとのひとつに、紀元1年に誕生したキリスト教がどのように受け入れられていったか、ということがありました。

自分で選択した講義なものですから、自主休講ばかりで、ちっともはかどっていなかったのです(苦笑)。
で、一昨日の手持ち無沙汰に仕方なく開き、数ページ読み進めたところに、
東方の属州の管理官プリニウスと皇帝トライアヌスとがやり取りした書簡が、翻訳文で引用されている。
異教徒キリスト教者をどう処罰すべきか。
その断罪の仕方。
匿名の告訴については、どう対応すべきか。
改宗したものは、許すべきか。

多神教のローマ帝国である。
キリスト教も、多くの神のひとつとして加える、という展開もありだろうけれど、一神教であるキリスト教徒には受け入れられないのです。
である以上、賢帝トライアヌスであっても、キリスト教徒の集会に対する弾圧を容認していました。ローマ帝国に不穏をもたらすものを排除すべきという意思でしょうか。

紀元2世紀頃といえば、日本は縄文から弥生へといったところ。
この歳でも知らないことが多すぎて、知ることの一つ一つに、ウレシイという感慨が湧きます。
こんな、実生活では不毛な楽しみを楽しむ癖を手放さないワタシは、きっとちょっと厄介で偏屈ものなのかもしれません。
でも、「本の世界に知る喜びがある」ことを知ってしまっているから、愛想のよい、あつかい易いおばあさんにはならないのかも、そんな思いもついて回ります。うっふふ。




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久しぶりにジャケットを購入

2013-07-02 20:46:14 | 私の雑感あれこれ
ガーデニングを始めてから1年。園芸店通いに明け暮れして、衣類を殆ど買わずにきた。
途中下車してデパートに立ち寄る気持ちにもならず、通勤服も「去年と同じでもいいや」を1年間続けてきたわけです。
で今日、百円均一でガーデニング小物をゲットした帰りに、近所のお店のクリアランスセールの表示にふらりと立ち寄る。
ガーデニング三昧で、日焼けに注意はしていても、お肌は哀れ。かつ、通勤以外はすっぴんで、試着姿はイマイチなのだけれど、ま、明日お化粧したら、大丈夫、という声が聞こえて(ワタシのココロの声です。うっふふ)、2枚購入。
ここ数年、洋服の選択基準はハヤリではなく、自分の好みのデザインばかりになっています。
ハヤリものが似合う年代は終わりました。ハイ
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介護レベルはこういう風にあがる、ということかと・・・

2013-07-01 12:16:46 | 母のことなど
母が脊椎の圧迫骨折をしたと、土曜日、弟から(@病院)の電話。
3週間の安静。ベットに寝て過ごすということ。

病院は手術も必要なしで、入院ではなく、自宅で安静にしているという見解。
これから介護タクシーを頼んで自宅に帰るとこ、といって電話は切れた。

「食」はともかく、「排泄」が即困る。
勿論、デイケア通院もありえないから、入浴も要検討です。

高齢者が3週間も寝たきりだと、圧迫骨折は治癒しても、元の状態に戻れないのが普通だよ。
病院に1週間も入院していると、認知症になるよ。
自宅で普段通りの交流を続けていける環境が一番大切なんだよ、と。
おばあちゃんはしっかりしているから特別かもしれないけれど、
と息子。

いずれは寝たきり、も想定していなかったわけではないけれど、歩行器につかまっていて、ドスンと尻もちついて「寝たきり」
ふぅ~ん、と電話なものだから、耳に残った音を反芻している。

今日月曜にケアマネージャーさんと今後の打合せ、ということ。


母は、食事をなかな取ろうとしないらしい。
考えているのだろうな、と推測。
祖母は寝込んでから1カ月半ほどでなくなった(94歳。老衰で自宅にて没)のだけれど、
起き上がれなくなって、どうにか食べることを止めるわけにはいかないか、と母に聞いたという。
何度もやり取りを繰り返し、亡くなる前の1週間は水だけにしてほしい、ということだった、と。
会話もできなくなっていた祖母は、しものお世話をしてもらう度に、合掌していた、という話は聞いていた。
最後の1週間は水だけにしていたというのは、母から去年聞いた。

先週、定期通院のお医者さんから「どうしたら、そんな風に長生きできますか」と質問されていたほど、どこも悪いところがなかった母だから、骨格以外は至って健康。

実生活では認知症になったひとは知らない。
今後、どんな風になっていくのか、なにができるのか、流動的だけれど、本人も、弟夫婦も、我が家にもよい形で、合格点の介護ができたらと、そう思っている。
弟嫁さんが言ったという「お母さん家にいたいみたいよ。言葉の端々で感じる」というフレーズ。暖かいなー。でも、弟が自分が母親を自宅においておきたいために、いくぶん脚色しているのかな、と思うほど、私にとっては有りがたい言葉です。


-追加-
定期的に通院している病院に入院したと電話連絡あり。
長くても3週間らしい。入院中もリハビリはしてもらえるそうで、助かりました。
紙オムツは認知症を加速させるから、できるだけ使わない方がいいと、ケアマネさんのアドバイスあり。母のことを考えてくれているのがうれしい。でも夜中に3度もトイレ介護で起きなくてはならないと、介護者が続かないと危惧していた。退院までにどうにか自力でポータブルトイレを使えるようになって欲しいものだ。



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