柴又参道の「帝釈さまの草だんご」
皆さんは、柴又のたいしゃく様に行ったことがありますか。
庚申の日には、遠くからお参りに来る人でにぎわいます。帰りには参道で売っている、名物だダンゴを買って帰るのが楽しみで、団子やさんは大繁盛だそうです。
皆さんもヨモギの香りがする、あのおいしい草団子を食べたことがあるでしょう。
どうして草団子が、帝釈さまの参道で、売られるようになったか、むかしむかしのお話です。
帝釈様は、題経寺とも呼ばれ、その昔、この寺の何代目かに、情けの深い住職さんが、
よその寺からやってきました。その時、住職さんに仕えていた老夫婦も、
後を慕って一緒にやってきました。
住職さんは、とりあえず、この老夫婦を引き取ることにしました。
さてこの寺には、昔から、、行事の日やお客様があるときは、草団子を出す習わしがありました。
草だんごはその都度、近所の農家に頼んで作ってもらっていましたが、
それからは、老夫婦に寺で、すべて作ってもらうことにしました。
この老夫婦は『仁さん』と「糸さん」と呼ばれていました。
仁さんは、毎日、江戸川にヨモギを取りに行き、糸さんは、手ぎわよく団子の下ごしらえをしました。
お客様があるたびに、二人は力を合わせて、おいしい草団子つくりに励み、
黄な粉をつけてお客さんにふるまいました。
こうして二人は、一生懸命に、住職さんに仕えている間に、2~3年の月日が流れました。
二人はお経も覚え、熱心な信者となり、毎日、感謝のお題目を唱えながら、草団子を作りに励みました。
こうして、誰もからも、帝釈さまの草だんごは美味しいと大評判になり、遠くの村や町まで、知れ渡っていきました。
お参りに来た人たちも、寺でごちそうになり、あまりにも美味しさに、お土産として何人分も注文し、持って帰るようになりました。
そうなると二人でいくら頑張っても、間に合わなくなって、住職さんにお願いして、寺のそばに家を建ててもらい、
女の人を雇って3人で作るようになり、ますます繁盛しました。
この老夫婦は、130年ほど前に亡くなりましたが、雇っていた女の人が、
のちに、草団子に、アンを添えて売り出し、今に伝えたということです。
まだ食べたことのない人は、ぜひ一度食べてみてください。
その昔の老夫婦が作った草団子の味が、そのまま伝わってきます。
柴又草団子の、一巻詠み切り。
草団子 たべたくなりました。
今年岩手に行く予定があり 飛行機は東京からですから
羽田空港に売ってたらいいな・・
>130年ほど前に亡くなりましたが
普通の老夫婦が お団子の 仁さん 糸さんとして
今日 縄文人さんに紹介してもらって
みんなに知ってもらって よかったですね。
むかし話シリーズ 楽しみです。。
柴又へは行ったことがありません。寅さんの世界は映像でしか知りません。
草団子 おいしそうです~
いいお話を聞かせていただきました。
なんだか行ってみたくなりました。
東北岩手に行くのですか?
土産話を、バックにいっぱい詰め込んできてご披露してください。
柴又だんごは
一般においしさや、柔らかさがあまり正味期間がないので空港に売っていないのが残念です。
・草団子仁さん糸さん寅さんか
葛飾区長になりかわりまして、
葛飾柴又にお越しください。
柴又風情が、下町の風景がそこかしこに感じきっと振り返り、もう一度見てみようという気持ちにかられるでしょう。
そこにはきっと、柴又団子を買い求めれ列が、fairy ringさんもこの列に加わること請け合いです。
・ 草団子買い求めてや寅映画
以前柴又へ行った時、参道沿いにあるこのお団子屋さんで
草団子を食べました。今でも江戸川の河原でよもぎを摘んでいるとか
以前TVでやっていたような覚えがあります。
昔の言い伝えを知って食べるとまた違った味になりますね。
必ず土産に買いましたね。
あの高木屋さんに並んででも買いました。
今はもう行列を作ることもないでしょうが・・・。
娘や孫たちがまた遊びにおいでよと言うので
過ごしやすくなったら上京したいと思っています。
映画の影響力はやはり大きいのでしょう。
しかし主役の寅さんが草葉の陰ににおいでになってから久しい。昔の勢いはあまりありません。
草団子=柴又の参道=江戸川のヨモギ。
昔ばなしをネタにヨモギ団子を食べるのも又違った味がすることでしょう。
・ 草団子江戸川よもぎ今むかし
どんこさん=寅さん大フアン=寅さん映画BDすべて
と言うように記憶していますが、
やはり寅さん映画は、掘れば掘るほど深みが増し、人情味が零れ落ちる。
草団子の高木屋さんに並ぶ行列は昔ほどではありません。
しかし柴又と言ったら、草団子!!
・ どんこさんよう~また来たの寅さんが
声かけるほどの大大フアン
ヨモギが多すぎて濃い緑でした。
今でもヨモギ大福を見ると買ってしまいます。
喬木屋さんで草団子食べました。
柴又の草団子にはこうした老夫婦のエピソードが隠されていたのですね。
柴又に行くたびにお土産にしていました。
寅さんが亡くなってからは行ってないです。
このお話を聞いてからは、一味違った草団子になるでしょうか。