私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

どなたですか? 16,17話

2008-05-03 19:37:11 | 韓国ドラマ た行
バイト先のコンビニに来たイルゴンをスヒョンと思いキスするヨンインに逆に驚く父イルゴン。
そんな二人の様子を見て「ヨンインも本当のことを知るべきよ。」と
スヒョンの身体を借りて父イルゴンがやってきていることをヨンインに告げるイルゴンの恋人。

「さっきからずっとお前の横にいて涙を流していらっしゃるよ。お前の手を握っていらっしゃるよ。」
「ここにお父さんがいるの?」スヒョンからすべてを聞き、一番最後にお父さんに言った心無い一言、自分の父親に対する態度を思い出し涙を流すヨンイン。
残された時間を楽しく過ごそうと、「生魚なんて家に持ち込んで料理したことない」と嫌がるスヒョンに魚を買ってこさせ、ヨンインにヘムルタン(海鮮鍋)を作って食べさせるイルゴン。最終回を前に、残された時間を楽しく過ごそうとする父と娘。そんな姿を見つつ、ひそかにアメリカに帰る準備を始めるスヒョン。

帰る前に娘のために沢山のキムチをつける父イルゴン。
「沢山作っていくから、いつまでもいつまでもこのキムチを食べるんだぞ」という父イルゴンの言葉に涙ぐみながらも微笑む娘ヨンイン。


そうやって皆自分の身辺整理をしている中、スヒョンが辞表を出したことを知り、自分のせいでこんなになったのだから、49日になる前にここから立ち去りたいという父イルゴンだが、「スヒョンはもともと死ぬはずだったのだから気にすることはない。彼の運命はもう私の手元を離れてしまったから、この先どうなるか分からないね」というあの天国の使者の他人事発言。
(この人の台詞、とうとう最後までなんだか良く分からなかったのだが、きっと最初から運命は決まっているとか、そんなことをずっと言っていたのだろう)

何も知らぬスヒョンは父親に会いに行き「長生きしてください」と帰国の挨拶をし、確か希望を名前を付けた亀に「海に返してやるから」などと言っている最中に何故か倒れ意識不明に・・・(なんで倒れたのか分からないが(!)とにかくヨンインが看病し、何日か後に目覚めるのだ。
生まれ変わったということなのか?死ぬはずだった運命がここで終わったということなのか?私の韓国語力が足らなくて分からないのか、ストーリー展開が唐突なのかは最後までわからず・・・)

「元気にな。お前が元気だということは、うちの娘も元気だっていうことだから」と父イルゴンからヨンインを託されたスヒョン。
イルゴンと過ごした短い冬と春を思い出し、「生きている僕と、死んでいるお父さんと違う立場だったけれど、短い冬と春が過ごせてよかったです。ありがとうございました。」
ドラマの中でも「ハッピーエンドがいい!」という台詞が沢山出てきていたけれど、その言葉通り、ハッピーエンドで終了。

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最初はゲサンの憑依演技が見たいだけだったのだが、なんとか最後まで見終わる。
途中、父親の愛情が感じられる場面も多々あったし、ゲサン演じるスヒョンの行動が普通の人間らしいものになっていくのもそれなりに面白かったし。
ゲサンが出ずっぱりで、若者を演じたり、おじさんを演じたり、二人の気持ちを行ったり来たり忙しいのも楽しかった。

あの青年美術商は「おじさんの顔はもう見たくないです。もし街で偶然出会っても知らないふりをしてください。」というヨンインの言葉に傷ついただろう。あっさり警察へ出向くというあっけない幕切れ。このパートがもっと面白かったり、共感出来たりしたらもっと面白く見ることが出来たのだろうが・・・

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見終わったらゲサンファンになっているかと思ったが、残念なことに、そんなことは無かった。
でもゲサンが好青年なのは良く分かった。確かに笑顔に癒される女性が沢山いることだろう。