私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

甘い人生 第1話

2008-05-06 18:33:58 | 韓国ドラマ あ行
登場人物と簡単なあらすじを読むと、不倫物語のよう。ただ始まり方からするとサスペンス?

ジュンス(イ・ドンウク)1人の若い青年 
ヘジン(オ・ヨンス)ドンウォンの妻
ダエ(パク・シヨン)ドンウォンの愛人
ドンウォン(チョン・ポソク)ヘジンの夫

***
ある雨の日、事件現場に突然呼び出された老刑事。あと1年我慢すれば定年なのに、何故か突然辞表を出したという彼が眼にした現場は、あるビルの飛び降り自殺現場か?
「もうはっきりしていますね。この上から飛び降りたんですよ」という若手刑事の言葉。地面を洗い流す警備員の「この間もこんなことがあって・・・この間は若いお嬢さんがね・・・」
飛び降りたと見られる住人の部屋は非常に綺麗で、ジョンスの写真が沢山飾ってある。(自分の部屋にあんなに写真を飾るものなのか?そして主人公のはずなのに、いきなり死んでいるのか?)

しかしこの刑事なにか分けありらしい。
ある男からネタを仕入れている様子。若い女の写真。その写真を持って帰った自分の部屋には、なんとあのジョンスの写真が沢山飾ってあるではないか。そしてその真ん中には、もう1人の主人公ヘジンの写真が・・・

***
事件の6ヶ月前

夫、二人の妻、専業主婦として何一つ不満の無い生活のはずの主婦ヘジンだが、「一ヶ月ほど休暇が欲しいの」と夫に告げ、一人北海道の旅へ。
日本語が堪能な彼女は、レンタカーを借り小樽へ1人向かおうとするが、そこに日本人を装って無理やり乗り込んでくる1人の韓国人男性。
「韓国人だと分かっていたわ。どこから私のことをつけていたの?」と怒る彼女に、「去年のクリスマス 友達がここで事故に合い、死んだんです。死体も持って帰れなかった・・・だから」(だから、見知らぬ韓国人女性の車に乗って探しに来たというのか?よく分からない理由だ)という彼。

行きがかり上、同じ旅館に3泊ほどすることになる二人。
どうみても顔色が優れないヘジンに向かって「死ぬところを探す人はほんとうは生きたいんですよ。生きたいから死ぬ場所を探すんです。」とヘジンが一番触れられたくないことをうどんを食べながらあっさりしゃべるのだ。
(だからといってこの彼が快活そうかというと、そうでもない。自分にも何か秘密がありますと顔に書いてある感じだ・・・)

日本で知り合った夫と結婚し、不満はなかった。もし不満があるとしたら、それは浮気をしている夫のせいでも、夫の不倫相手のせいでもなく自分の問題・・・という彼女。あのラブレターの舞台になった場所を見たいとは行っているが、海が見えるところに行きたいという彼女が向かったのは、冬の海を臨む絶壁。

***
誰もが謎を抱えていそうなドラマ。
若いダヘと付き合っているヘジンの夫 ドンウォンは何故か彼女の写真を刑事に提供しているのではないか。「あなたはいい人だけれど、別れたい」若い彼女から切り出された別れ話に6ヶ月前は怒っていたはずではなかったのか。この夫、悪い人ではないのかもしれないが、「結婚して君を幸せにしようと僕が決心したんだ。」というところから見て、かなり自分中心の人と見た。そしてドンウォンの若い愛人ヘジン。「人生は花火みたいなもの」という彼女は、自信満々な様子。

ラストシーンの絶壁場面でかかったBGMの演歌チックな雰囲気にびっくりしてしまった。不倫を題材にした韓国ドラマは初体験ゆえ、なんとなくけだるい雰囲気も微妙に感じられる。