私も、花！ 第9,10話

駐車場係だと思っていた彼がバックメーカーの社長だと知りショックを受ける婦人警官の彼女。
それも招待されたパーティで流れた紹介ビデオで知るのだからショックも大きいというもの。
社長だということより、そんな大事なことを黙っていたんだという信頼関係の欠如から来るショックなのだから、修復も難しいというもの。
自分の手は汚さずに、二人の中を裂こうというビジネスパートナー女史の策略は、女の怖さを思わせるなかなかしたたかな手法だ。

もちろん彼は彼女の誤解を解こうというのだが、そうでなくても自分に自信が持てずにカウンセリングを受けている彼女のこと。信用していた彼にそんな秘密があったとは・・・と再び彼に心を開くのは簡単ではないのだ。

しかし今回のことをきっかけに、表にでて会社の仕事も始めることを決めた彼。
自分の策略が、二人の仲を決定的にダメにしなかったことを確認したビジネスパートナー女史。
とどめを刺すべく最後の切り札として、彼女の妹に白羽の矢を立てるのだ。
バックメーカーのモデルとして彼女を抜擢し、彼女にジェヒを誘惑するように命じる彼女。
「あなたには自分も知らない強烈な武器があるから」とジェヒの彼女が婦人警官であることは秘密にし、彼に近づくように命令するのだ。
「命令しないで！」といいながらも、ビジネスパートナー女史の指示通り彼に近づくことになる彼女。

自分の手は汚さずに、二人の仲を裂こうと策略を巡らせるビジネスパートナー女史の行動が怖い。
それにのっかるモデルの妹もしたたかだが・・・・
しかしビジネスパートナー女史。こんなにまで極端なことをしなければ、ジェヒの信頼は失わずに済んだだろうに・・・・

イ・ジアが演じる婦人警官が主人公なのだが、ビジネスパートナー女史の複雑な嫉妬と、モデルの彼女のちゃっかりしたしたたかさが気になってしかたない。
綺麗な花の中にいろいろな策略ありだ。