ミッション：インポッシブル/ゴーズト・プロトコル

トム・クルーズ演じるイーサン・ハントがIMFを離れ、自分たちの力だけでテロリストを追い世界を駆け回る。
そのために使われる数々のスパイグッズが妙にリアルに身近に感じられるのだ。
今までだったら（たとえば007シリーズだったら）「そんなものがあるわけがない。まぁあったらいいけれど。。。」と思ったりしたはずなのに、iPodやiPhoneがこれだけ身近にあふれている今は、その最新鋭の技術の数々が、妙に身近に感じられる。
そして数々のスパイグッズは夢の中の話でなく、身近に感じられることで、より緊迫感を感じる一つの要素になっているのだ。不思議な感じだ。

しかし、いくら技術が進んでも、人の力に頼らなければならないものもある。
それがチーム力だったり、イーサンが考えるシナリオだったり、さらには遠隔操作では止めることが出来ずに、その場にいかなければならないという事実だったり。
技術力でカバーできる部分と、人力に頼らなければならない部分のバランスが凄く、それが映画全体の緊張感につながっていたと思う。

ブルジュ・ハリファの宙吊りの場面が話題になっているが、ドバイの自然にはばまれる場面も私は面白かった。
これもある意味、技術が進んでも止めることのできない自然の驚異がいいスパイスになっていたのではないかと思う。

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とにかく楽しい。お正月にもう一度映画館で見てもいいかなと思う位だ。

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