私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

宇宙人ポール

2011-12-29 21:12:03 | 映画鑑賞
イギリスから憧れのアメリカで開かれるコミコンにやってきた二人組。
行く先々でゲイのカップルに間違えられるも、それも旅の醍醐味。レンタカーでUFO出没地めぐりをしようとしている最中になんと宇宙人ポールを助けることになるのだ。

なんで、宇宙人がここに。なんで宇宙人がこんなにアメリカの生活になじんでいるのか。なんで宇宙人なのに・・・・疑問はさまざま浮かぶがとにかく宇宙人と一緒になぜか旅することになり、なぜか様々のトラブルに巻き込まれることになるのだ。
宇宙人は寡黙、宇宙人は地球侵略を企んでいるのでは?等々の先入観を覆し、かなりお下劣な感じを見せつつも愛すべき数々の暴言を吐く宇宙人ポール。そして何か困ったことがある彼を助けずにはいられないSFオタクの二人組。

映画好きなら、数々の作品にインスパイアされた場面やエピソードが楽しくて仕方ない。
スピルバーグの作品だけでもE.T.、激突!未知との遭遇。エイリアンのシガニー・ウィーバーも出演しているし、ルーク・スカイウォーカーのコスプレらしい男の子も出てくる。それにSFだけでなくタイタニックのエピソードまで出てくるのだ。とにかく映画愛にあふれた宇宙人映画なのだ。
私は未知との遭遇を思い出させる場面が非常に楽しかった。公開当時は、不思議な映画だなと思ってみていたのだが、30数年経ち、未知との遭遇を思い起こさせる場面の数々に、未知との遭遇がどんなに印象的な映画だったかを改めて確認することになった。

宇宙人ポールを見ながら、懐かしい気持ちでいっぱいになる。
もちろん、過去の映画のネタなどを知らなくても楽しいと思う。
ややお下劣なポールはかなり愛すべき宇宙人キャラクターなので。



エンドロールの音楽にElectric Light Orchestra の All Over The World が使われていた。
懐かしさでいっぱいになる音楽だ。




Paul
クリエーター情報なし
Hip-O Records