私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

屋根部屋の皇太子 第1,2話

2012-03-25 19:00:09 | 韓国ドラマ や行
多分300年程前の韓国。妻ファヨン(チョン・ユミの二役)を殺された皇太子イ・ガクが自ら臣下を募り妻を殺した犯人を捜し出そうとするのだが、なんとその最中に襲撃されるのだ。追手から逃げる途中でなぜかタイムスリップ。
タイムスリップした場所はソウルのある屋根部屋。軽トラックを乗り回し市場で仕事をする若い女性パク・カ(ハン・ジミンの二役)の家だったのだが、まぁなんでタイムスリップしてしまったのかはタイムスリップした4人にはちっともわからず。
飽きれたパク・カに景福宮の門の前でトラックから降ろされるも、時代劇のコスプレとしか思えない皇太子と3人の臣下は路頭に迷うばかり。
コンビニの店員を呆れさせ、警察官にため息をつかせるも、車のナンバープレイトをそのまま覚えるという驚異的な記憶力のおかげで、パク・カを身元保証人にさせることに成功。
さらには電子音と電子音声に驚き、彼女の部屋の電化製品を全部壊したことで、彼女に対して借りが出来た4人。「ここにタイムスリップしてきたのだから帰る時もここからのはず」とどうしても彼女の屋根部屋に居たい4人と、お金を返してもらうまでは仕方ないと4人との同居を選んだパク・カ。
住民登録番号もないので、自動ドアにぶつかり鼻のアタマを怪我しても、保険は利かない。結局借金は増えるばかりの皇太子と3人の臣下だが、その病院で孫とそっくりなイ・ガクを見てショックを受けた会長。
会長の孫テウォン(ユチョンの二役)はニューヨークで行方不明になっており、ニューヨークで暮らしていたことのあるパク・カは行方不明になる前のテウォンとニューヨークで会っているのだ。

話は現代と300年前を行ったり来たりし、さらには主要メンバーが二役のため、やや視聴日記が書き辛いが、姉が妹を疎ましく思っているのは300年前も現代も一緒だ。
妻であったファヨンの妹プヨンと現代のパク・カが瓜二つなのに、イ・ガクが気づかないのは、プヨンが顔の傷を隠すためにマスクのようなものを付けていたからということでつじつまを合わせるなど、ドラマ的な調子のよさはあるものの、皇太子と3人の臣下カラ(フルカルテット!と命名したい)の現代にびっくり!のコントの数々はばかばかしくて面白いものあり。

赤いジャージを着せられて「赤いおじさん!」と呼ばれるイ・ガクを演じるユチョン。
ジャージ姿なのに、行動が皇太子然としているところが、コメディチックで結構笑えるのだ。