![]() | 「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書) |
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扶桑社 |
この本は読んだことはないのだが、今日は「年金制度の現状の課題」という話を聞く機会があった。
私の理解力はかなりいい加減で、昼食を食べた後ぼーっと話を聞いていただけなので理解力不足による勘違いもあるかもしれないが、「現行の年金制度における長期的な財政の枠組み」という件では、「年金は破たんしない」という説明を聞く。
*****(私の理解力の中で簡単にまとめてみると)******
保険料収入、積立金、国庫負担の収入を固定した上で、年金の支払額を調整(まぁ要するに徐々に減らしていくということらしい)する。
枠組みを決めたなかでやっていくことにするのだから、破たんという概念は出てこないということらしい。
たとえば最近良く聞く「(国民)年金を払わない人がいるから制度が破たんする」という考え方については、「年金は保険料を支払った人がもらうというのが大前提なので、簡単に言ってしまえば、保険料を払わない人は年金ももらえないということです。(もちろん例外はあるが、制度としての大前提はそういうことだから・・・)払った人だけがもらえるということを考えたら、払わない人がいても破たんはしないということ。。。。」です。と非常にあっさりした説明だった。
「国民皆保険、皆年金と言っているのに払わない人がいる。それが破たんという物です。」とするのか、それとも破たんの概念は別のところにあるとするのか。。。。
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国民年金の納付率が低下しても年金財政に大きな影響はないという説明だったが、人工の減少、経済変動については大きな問題があるのは私にもわかった。多分ニュース番組では、ここの予測に甘さがあるとしての「年金破たん」という話なんだろう。
予測が外れたら大変だが、「払えるなかで制度を維持するから、破たんということはない。。。」という話だったと私は理解。