私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マダム・イン・ニューヨーク

2014-09-20 21:24:12 | 映画鑑賞
親族の結婚式のため、インドから単身NYにやってきた一人の主婦。

お菓子作りの腕は誰からの一目置かれ、子どもの担任の先生ともなかなか洒落のきいた会話もし、義母との関係も良好なパーフェクト主婦なのだが、夫や子どもの評価は「英語も出来ず、一人では外出も出来ないダメなお母さん」と非常に単純なもの。
姪の結婚式の準備だけでは5週間もの長い間は持て余してしまう。
4週間で英語が話せるようになるという英会話学校にこっそりと通う決心をする主婦。

彼女の通いだした英会話学校の生徒の英語の実力は似たり寄ったり。
ただ自分の言いたいことを知っている言葉だけを使いシンプルに語ろうとするため、逆に話していることが印象に残るのだ。
英語が話せても、話したいことがなければ意味がない。
「男が料理を作ればアート。。。女が料理を作るのは義務(当然)」
言いたいことがある人が話してこそ言葉にも意味があるのだ・・・・・


英語が話せないというだけではない。
水は水に決まっている。「炭酸水にするかそれともふつうの水にするか?」などといいうどうでもいい質問にすっきり答えられなくてもそんなのはどうでもいいことのはずなのだが、そんな文化の壁も言葉の壁と一緒に立ちはだかる。

そういう小さいエピソードが割と丁寧に繰り返されるので、誰だって主婦を応援したくなる。
私の英語もいつまでたっても相当ひどい。冠詞なんて当然いつも抜かしたまま話てしまう。
そういうことでも大きく共感してしまう。




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