私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ブラック 第10話

2017-11-14 21:31:36 | ブラック 韓国ドラマ
ムガンがハラムの初恋の人でなかったことを知り慌てるブラック。
(慌てている間にも、生保会社の社長のマンスの甥が何のお咎めもなくのうのうと暮らしていることを良しとせずに、きっちり成敗することも忘れない。死神というより、すっかり必殺仕置き人のようになっているではないか・・・)
死神チームに混乱した思いを伝えるも「何が問題なのか?」とあっさりかわされてしまう。確かにばれたら問題だが、ばれたところでブラック的にはなんら問題のないこと。慌てる気持ち=人間化が順調に進行中ということだ。

冷静に対処していると思われた死神チームにも微妙な変化が訪れる。
突然姿が変わってしまい慌てる416は「もともと死神で生まれるものはいない。死体が見つからずに亡くなったものが顔のない死神として時間を過ごしており、死体が見つけられれば元の姿に戻るのだ。」と聞かされる。呼び名の数字は、亡くなった日付を表すものだったのだ。

ムジンマートの崩壊事故で亡くなった彼の死体が工事現場で見つかったことで姿が変わった彼は、天国に行くことになるらしいが、ブラックの元パートナーが居なくなったのも、見つからなかった死体が見つかったことで、子供を弄ぶという生前の行いが悪くて地獄に落ちたからという事が分かる。

要するにブラックはパートナーが逃げたと思い、そのパートナーを探すためにムガンの肉体に乗り移ったのだが、元パートナーが居なくなったのは仕方の無い事で、元パートナーを探す事自体、あんまり意味の無いことだったことが分かる。
結局ブラックも、見つけられていない、どこかに埋められている自分の肉体を捜すために、ムガンの身体を借りているだけだったのだ。
****
ブラック本人はそんなことは知らず、「ハラムに片時も自分のそばを離れるな!」と言っているが、もう今となっては、彼女と一緒にいる目的がすっかりどこか別の場所に行ってしまっているようだ。

母から、自分に兄が居たこと。父の連れ子だった兄と顔が似ていたムガンは、ことのほか兄に懐いたこと。その兄が事故で亡くなった後、兄が大事にしていたミサンガを自分の物のように大事にしていたこと・・・・
顔が似ていたこととミサンガを持っていた事から、ハラムはムガンの事を勘違いしていたのだ。
死神的には秘密でもないことなのに、今のブラックにとっては、自分が彼女の初恋の人でないことが、絶対に彼女にばれてはいけない秘密なのだ。。。。
*******
中指の無い男に拉致され脅され、ムガンが持っていたはずのテープの存在を探すことを約束させられるスワンだが、彼女にも秘密は山ほどある。ムガンのパートナーの刑事の恋人と一緒に行動していたらしいこと。彼女もムガンとその兄を知っていたらしいこと。そんな身分を隠していた彼女の素性を探ろうと、ムガンも彼女の通っていたと思われる学校に足を運んでいたこと。そして元刑事の彼女の死体から検出された薬剤から、彼女が亡くなったと思われる場所と時間が特定されたこと・・・・
*******
とにかくこのドラマ、全部が全部どこかで繋がっているのだ。
マンスの実の母が家を出た後に産んだ息子の死の問題や、さらにムガンが刑事になったことと関係があるらしいムガンの兄の生みの親・・・・何にも関係がないと思われる登場人物が一人もいない位だ。
*****
ハラムの義理の父は、白血病になった息子の治療費を稼ぐために、ムジンマートへの抗議活動を行うデモ隊を制圧するという危ない仕事を請け負うが、義理の父を追いかけたハラムと一緒にその場に居合わせたムガンは、また危ない目にあうことになってしまう・・・・
****
ブラックは生前一体誰だったのだろう?
死神たちの自分探しはまだまだ続く......



black [블랙홀 엔딩] ′고아라 온몸 방어′ 송승헌, 그도 인간이었다?! 밝혀지는 블랙의 과거! 171112 EP.10