韓国の大学受験

地震で延期の韓国大学入試　きょう全国で実施＝約６０万人が受験

先日の地震の影響で延期された「韓国大学修学能力試験」が今日実施されたとの事。

先週の韓国語のレッスンの際に、Sさんは＠塾は突然の特需、旅行会社、レストランは予約のキャンセルに泣き・・・という新聞記事を持って来てくれた。

地震の影響での突然入試が1週間延期になったことで、さっそく1週間の短期コースを開設した予備校に一番の特需が訪れたことは私にもよくわかる。
Sさん曰く、「受験が終われば先生も休みを予定していたでしょうから、先生の確保も大変でしょうね～」と言っていたが、同じ特需でも受験対策本が再び売れたというのが良く分からない・・・「もうずっと勉強してきて、参考書も見たくないからと、試験前日に参考書を捨ててしまった人が沢山いたらしいんですよ。これは別のところでもニュースになってましたね」と言う。
日本よりずっと厳しい受験準備に疲れた高校生たちは、こんな風に背水の陣でこの試験に臨むらしいのだ。

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試験が終わったら、すぐに家族旅行に行くのも定番らしく、この旅行がキャンセルになったりして旅行会社は大打撃だったらしい。
それだけでなく、試験のために移動する人も多く、この試験日の変更に伴うキャンセルについては手数料を免除にしたりという対応も行ったらしい。

韓国では、試験の際にはお餅を食べることが縁起担ぎとして行われているのだが（くっつくという意味から試験の際には縁起がいいと思われているとの事）、試験用にと事前に作っていたこのお餅（インチョルミ）が売れなくなってしまい、お餅屋さんも大打撃。

ここまでは、私も良く分かった。しかし記事には、「試験が一週間延期された余波」という中に病院も含まれている。


『整形外科　予約は試験後に延期』
大学入学を前に、新しい自分になりたいと、整形手術を受ける人が結構いるという話は以前にも聞いたこと事があった。
更に親から子供に入学祝として手術を受けさせてあげる事も結構あるという話も聞いたことがあった。
正直、そういうことがあることを知ってはいたが「ちょっと盛った話だろう」と思っていたのも確か。。。

しかし、試験延期の余波を受けた業界として、堂々と病院が挙げられているのを見ると、大学入学前のお直しは、生活に密着した物なんだろうと改めて納得。