パディントン2

前作は未見。さらにパディントンと聞き思い出すのは赤い帽子とブルーのダッフルコート姿だけで、彼の大好物がマーマレードだということも今日映画を見て初めて知った次第。


しかしイギリス版桃太郎？と思うようなルーシーおばさんとの出会い、そしてロンドンのブラウン一家の一員になっているパディントンの様子が最初にさりげなく描かれ、私のようなパディントン初心者にもこの映画は優しさを見せてくれる。

おばさんの誕生日プレゼントを購入するために、アルバイトに励むパディントンの姿と一緒に描かれるブラウン一家の日常。（このブラウン一家の日常が後半にきっちり生かされるさりげない伏線・・・・）

絵本泥棒のぬれぎぬを着せられて刑務所に入れられても、ルーシーおばさんの教えを忘れないパディントンは英国紳士らしくキチンとしているし、パディントンを家族として守ろうとするブラウン一家の思いやりも温かい。

世知辛い世の中の事を一瞬でも忘れさせてくれるような温かさがあるストーリーに、パディントン初心者の私の心も和やかになる。

パディントンに罪をなすり透けて、財宝を手に入れようとする落ち目の役者を演じるヒュー・グラント。
最後の最後まで役者のプライドを捨てずに全力でやり切る姿に、なんだか感動する。

	パディントン(字幕版)
	クリエーター情報なし
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