寄宿舎タイプの警察官予備校で起こった殺人事件をワンスンと一緒に捜査するソロク。
関係者の行動を確認していくうちにタバコに毒が仕込まれていることを突き止める二人。(予備校生たちはタバコも取り上げられており、さらには取り上げたタバコを講師たちも勝手に吸ったりしていたのだ。)これで時間差と無差別殺人の謎は解明されるのだが、結局警察官試験の勉強は出来ず、ソロクの警察官への道は遠のくばかりだ。しかし、ソロクは警察官にならずともワンスンと一緒ならほぼ警察官と同等だ。今更警察官にならずともいいんじゃないかとも思えるが、捜査の時以外は妙に幼いソロクは「警察官への夢」を諦めることなく、さらにワンスンも彼女が警察で働けるように非常に分かりやすく応援。殺人事件の捜査は出来ても自分たちが、警察署内での公認カップルだということは気づかないという分かりやすいラブコメ設定だ。
ワンスンがソロクに渡そうとした指輪は「ワンスンが妙にサプライズ感」にこだわったために、どこかに行ってしまったらしいことが判明。
ワンスンはソロクが食べるモンブランの中に仕込んでもらおうとしたのだが、店員に指輪を渡したことがいけなかったのか。それともその指輪を誰かがこっそり指にはめているのをソロクが見てしまったのがいけなかったのか・・・それとも酔っぱらったソロクはケーキと指輪を一緒に食べてしまったのか・・・・とにかく怪しいのはあのケーキショップのオーナーらしいことは分かったのだが、ドラマ的には彼女の立ち位置が良く分からないのが、ややもどかしいところ。
もちろん、公認カップルであることを自分たちだけが知らないという二人の痴話げんかチックな話だけでなく、私はもう少し本格的なミステリー感が欲しい。
もちろん、プロファイラーのウはキチンと捜査もしているのだが、二人の公認カップルの話にややかき消され気味・・・