GWの前半は「春の大掃除」をする予定を立てていたので、昨日、今日の天気は本当に有難かった。
夕方、掃除もひと段落したので、夕食用のビールを買いに近所のスーパーに買いに出向き、店内をぶらぶらしていると、急に後ろから学生時代のあだ名で呼び止められる。
「似ていると思ったから。」と言いながら私の方に近づいて来てくれたのは小中高と同じ学校に通った友人。小中は一緒でも高校まで一緒という幼馴染はとても少なく、彼女と私、そしてあともう一人の友人のみだ。
成人した娘さんの活躍を応援する彼女、一人で暮らしている私、もう一人の友人はご主人と二人で仲良く暮らしているはず。三人とも全く生活サイクルが違い、接点が無くなってしまっているので、こんな風な偶然でもないと会うこともなかったのだ。
「今何をしているの?」と言われても、一人だと特に報告することもない。。。かごの中にあるビールを指さし、「まぁ 晩酌のビールを・・・」ともごもごする位だ。
近所で勤めているという彼女は「中学時代の飲み会もしょっちゅうあるんだよ。」と言い、同級生の名前を何人も上げてくれるのだが、記憶はかなり曖昧だ。「やだ・・・中三の時〇組だったでしょ?同じクラスだった〇〇さんだよ。」などと言われても、自分が中学三年生の時に〇組だったかも定かでないのだ。
彼女は私が何も覚えていないことにやや落胆したようでもあったが、とりあえず携帯電話の番号を交換して別れる。
卒業アルバムも断捨離してしまったので、名前や顔を確認する術もないのだ。飲み会に誘われても気まずい雰囲気が流れるだけだろう・・・・
中学三年生の時の担任の先生の名前を思い出したのは、彼女と別れて5分ほど経ってからだった。とりあえず先生の名前だけでも思い出せてよかった。