右腕であるキム室長を失ったクム・テウン。。。。しかし、そんなことも彼の悪事を止めることは出来ない。
せっかく購入した宝石をドチャンに取られてしまったり、クム・テウンを捕まえるべく、検察内の監査を無視して駆け付けるも、お金だと思った荷物が全部白菜だったりと、こんな風にクム・テウンとドチャンの丁々発止のやり取りが最後まで続く。。。
具合の悪いペク・ジュンスがどうなっていくのかも気になるが、最後は結局実の息子に裏切られることになるクム・テウン・・・・
しかし、この展開・・・南山会の元会長が、クム・テウンの息子に真実を告げなければ、クム・テウンの計画に穴が開くことはなかったような気がする。母を捨てられた息子の憎しみと、娘を殺された父の悲しみ。。。。結局、一番身近にいた人に足をすくわれることになってしまったクム・テウン。
普通、悪人でも1%位は同情の余地があったりするのだが、このクム・テウンの場合、その1%も見つけられない位の悪人っぷりだった。ドラマ的にはすがすがしいまでの突き抜け方だ。
更に検事のオ・ハラと詐欺師ドチャンの間にほのかな好意はあっても、詐欺師ドチャン、検事オ・ハラそしてパク検事の間の三角関係に必要以上にフォーカスしないストーリー展開も個人的にはすがすがしくてよかった。
そうでなくとも、チャン・グンソクが一人二役で忙しく、混乱気味なのだ。そのあたりは何もなく、すがすがしい終わり方がコメディらしくてよかったと思う。