検事魂を見せてクム・テウンを捕まえようとしたパク・ジュンス・・・元検事長は捕まえることが出来たものの、黒幕とも言えるクム・テウンまでは行きつくことが出来ない。せっかくクム・テウンが主催するナムサンクラブにも入会し、やや疑われながらも、検事という職業を生かしてクム・テウンの懐に潜り込もうとしていたのに・・・なんと心臓の調子が又悪くなってしまうのだ。ここでクム・テウンとの繋がりが切れてしまえば、今までの努力はもちろん、逆にオ・ハラも含め皆疑われることになってしまう・・・パク・ジュンスみずからドチャンに身分証を渡し、ドチャンは再び検事としてオ・ハラと一緒に活動することになるのだ。
ドチャンは、クム・テウンによってその地位を乗っ取られたナムサンクラブの元会長に近づき、天然ガスプロジェクトの話を持ちかける。(大きな詐欺の場合には、こんな風にエネルギーのもうけ話が多いのはなんでだろう?動くお金が半端ないからだろうか・・・)天然ガスの開発国がトルキとかいう怪しい国名なのだが、向こうの国の担当者も二重国籍の持ち主で非常に怪しい・・・しかしドチャンも詐欺師。詐欺師の心と手管を知っているのはやっぱり詐欺師ということでなんとかクム・テウンにもその話を信じさせようとするのだが、なかなか難しい。
そんなドチャンの前に突然現れるのは、20年前クム・テウンに殺されたはずのドチャンの父。これまでは影でドチャンを助けていたものの、クム・テウンを相手に苦戦している息子の姿を見て、満を持しての登場だ。
九九よりも詐欺の方法を早く覚えたドチャンにとって、父に会うことは懐かしいことでもあり、辛いことでもあるが、「一度一緒に仕事をしよう」という父の言葉に一緒に仕事をすることを選ぶドチャン。
殺したはずのドチャンの父の登場に軽く驚くものの、動じることはないクム・テウン。。。
一度殺したはずの男だ。もう一度殺すことなどなんでもないことなのだろう・・・・再びクム・テウンに命を狙われ、息子の前で再び殺されることになってしまうドチャンの父・・・・
******
もう一歩でクム・テウンを騙せるはずだったのに。。。彼の方が何倍も上手だったらしい。
兵馬俑問題で拘束された元検事長もクム・テウンにあっさり殺されてしまった。彼の手法に穴はないようにも思えるが、出来の悪い息子が彼のアキレス腱になるはず・・・・