中国から韓国にやって来た犯罪組織。中国朝鮮族のメンバーで構成されたその組織の常識は一般人には計り知れないものだ。
自分たちの前で邪魔する者を笑いながら殴り、盗みも暴力も殺人も躊躇することなくこなしていく。
これを食い止めるべく戦う警察メンバー達との戦い映画なのだが、決してお行儀がいいとは言えない警察のメンバー達が気は優しくて力持ちに思えてくる位、中国朝鮮族の彼らは絶対悪だ。
何か理由があって盗みや殺人を犯すという理由があるわけではない。とにかく絶対悪が彼らの常識だと思える横暴さ。
絶対悪のリーダーを演じるユン・ゲサンと、絶対悪のメンバーの一員でもおかしくない容貌のマ・ドンソクが刑事を演じるというパワフルさとコンビネーションの妙を楽しむ映画。
アクションシーンはとにかく長く、とにかく痛くそして容赦がない。
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去年の秋 韓国で鑑賞。。。ユン・ゲサンが出演しているから日本でも公開されたのかと思ったら、宣伝などの資料を見ると、キチンとマ・ドンソクが主演!!という正統派な感じで紹介されていたので嬉しかった。(もちろんユン・ゲサンも別の面をきっちり見せており、それはそれでとても楽しいのだが・・・)
2度目の鑑賞なので何か別の感想を書きたかったのだが、去年の秋の感想以上のものを書けなかったので、同じ文章で・・・・同じ文章ならブログにアップするな!と言われそうだが、公開を応援する意味でもブログに再度アップ。