同僚は、中国大使館に書類の届け出に行った際に、割り込まれてびっくりしたそうだ。
「中国人の人が大使館の人に質問したかったみたいで、質問しながら私の前に割り込んできたんです。その割り込み方が自然で。。。。大使館の人も普通に対応して、またその質問に他の中国人の人も乗っかって。。。ぼーっとしていると、自分の順番がいつまでも来なくなっちゃいます。」
私が社内で聞いた限りは、この話は「中国大使館あるある」になっており、皆「中国大使館は中国だと思ってのぞむべし」と言っていた。
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以前私も、こんなような内容の文章をブログにアップしたことがあった。
(その時の文章のまま 関係部分のみの抜粋)
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『「期日までに提出物を出さない」「備品を指定場所に戻さな」小さなビジネスルールを守らない中国人同僚の行動を理解できない時がよくあった。
ルール違反を指摘すると、思いもつかないような言い訳(本人的には理由説明)を繰り返す。何度も同じルール違反が続いたりすると、こちらもその都度注意するのをひるんでしまうが、ここでひるんではいけない。ひるむと「ルール違反してもいい」というのが標準になってしまう。小さい事でも都度都度しつこく注意するのだが、そうすると、返ってくる言い訳が、なんとなく「そんな小さい事を許してくださいよ」モードになる。更にその小さい事をいつまでも注意していると「なんだか注意している私の方が「こんな小さい事をいつまでも注意する心の小さい人」というような・・・・・「私の小ささ」がだんだんクローズアップされるような図式になってくる。
こうなると、向こうの言い訳の方が分が良くなってくるという。。。。。こんな事がたびたび繰り返される・・・』
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このような出来事をどのように理解すればいいのかが、スジと量をキーワードにまとめてある本だ。考え方のヒントを与えてくれる本で非常に有難かった。
闇雲になぜなぜ?と思うより、何かを基準にして考えていく方が分かり易い。
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スッキリ中国論 スジの日本、量の中国 |
田中 信彦 | |
日経BP社 |