私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

桜もち

2021-02-26 21:54:07 | なんということはない日常

最近、会社そばのセブンイレブンに立ち寄る機会が増えている。会社の周りは結構交通量が多く、横断歩道での待ち時間もかなり長い。

そのため、寒かったり忙しいお昼時に遠出をするのも面倒だったりすると、近くのセブンイレブンに立ち寄っておにぎりを買ってみたり、麺類を買ってみたりすることが多くなったのだ。

特にスイーツ好きというわけではないのだが、毎日ように立ち寄っているとやっぱり新商品は目に入る。更に忙しかったりやや腹立たしい事があったりすると、「甘い物でも買って自分で自分を慰めよう」という気持ちになったりする。

好きな定番スイーツがない人間にとっては、こんな時「新発売」という文字は魔法の誘い文句だ。

ついフラフラと「新発売」「おすすめ」という商品に貼られた赤いシールに吸い寄せられるのだ。

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前置きが長くなってしまった。そんな風にして購入した「桜もち 北海道十勝産 小豆使用」・・・

和菓子はどちらかというと粒あん派なのだが、桜色の生地が歯ごたえがあるつぶつぶになっているので、こし餡も美味しい・・・真ん中にちょこんとのった桜の花の塩気がいい塩梅で甘じょっぱさが口の中に広がる。甘いしょっぱいのバランスが絶妙だ。小腹を満たすのにちょうどいい大きさで甘い物を食べ過ぎたという罪悪感をじなくて済むのもいい。

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子どもの頃は、中に餡の入った生地を二つに折り、大き目の桜の葉で包んだ物が桜餅だと思っていた。母の生家は、戦争が激しくなる前に和菓子屋を営んでいたそうだ。そんな事もあって道明寺と桜餅は別物だと教わっていたのかもしれない。

道明寺も桜餅と呼ぶと知ったのは随分と大人になってからだった。そんな事も思い出しながら道明寺タイプの桜餅を完食。

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今日2月26日は旧暦の1月15日。

中国人の同僚は、「今日は中に黒ゴマの入ったお団子を食べる日」と朝から張り切っていた。ちょっと値段の張る中華料理店でゴマ団子を食べ満足したそうだ。中国語の先生からは「元宵」(ユァンシャオ)と呼ぶと教わったが、南の地方出身の彼女は、「湯円」(タンユァン)と呼んでいたようだ。

同じ旧暦の1月15日を韓国ではテボルムと呼び、農作業の開始を告げる時期と認識されているようだ。硬い木の実(クルミや落花生)を音を立てて食べて邪鬼を追い払うといわれる日だ。

どちらもこれから来る春を楽しむイベントだ。

私は桜もちでこれから来る春を感じる・・・・