先月、仕事で四谷三丁目に行く用事があったのだが、その時、駅前のビルに赤字で「香港麺」という看板がかかっているのを見かける。その日は忙しくて立ち寄れなかったのだが、あの細くてなかなか噛み切れない麺が懐かしく、先週再び四谷三丁目へ行く用事の際に時間を調整してお昼時にお店に向かう。
お昼時の1時少し前、テーブル席は殆ど埋まっており、四谷三丁目の交差点に向かった窓側の一人席が少し開いているだけだった。
この時期、大人数で食べに来ている人は殆どおらず、更にみな黙食的に静かに箸を動かしているだけだったけれど、香港麺はやっぱり閑散としたお店で食べるのではなく、沢山の人がいるなかで食べる方が美味しい。
お昼のランチは雲吞麺とごはんのセットが5種類程用意されており、私は雲吞麺と叉焼飯のセットを注文。雲吞麵は汁なしも選べるし、麺も香港麺でなく日本麺も選べるとの事だった。どんぶりもスペアリブ、牛バラ、チャーシュー、蒸し鶏、チャーハンと5種類。このセットが香港麺なら900円で食べられるのだから、私には夢のランチだ。(香港麺は50円プラスなので、日本麺にすると850円のランチになる!)
雲吞麺には赤い叉焼と青梗菜、叉焼飯にはやっぱり赤い叉焼が3枚。おしゃれな感じはなく、「お腹空いていますよね。がっつりどうぞ」というシンプルさが嬉しい。
そして香港麺はやっぱり歯ごたえが凄い。なかなか噛み切れない。でもそれがいい。
店内では、広東語のBGMがかかっていた。有線だろうと携帯で検索。今は便利だ。ちょっと検索するとかかっているリアルタイムでかかっている曲名も検索できるのだ。
@ヤッ・グゥオン/アンディ・レオン、チェン・シー・サン@ゴン・テゥット・ヤウ・ルイ/ハナ・クック
繁体字だったら曲名位は想像も出来ただろうに、表記がカタカナだったので、広東語が一言も理解できない私には、逆になんだか残念な感じになってしまった。
*****
又、四谷三丁目に行く機会があったら今度は汁なし雲吞麺を食べたい。