私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

気象庁の人々 第5,6話

2022-03-03 21:17:49 | 気象庁の人々(韓国ドラマ)

同期での出世も早く、女性としてチーム長を任されるハギョンの責任感はやや空回りしてしまう。
社内恋愛の失敗で挽回したいという気持ちからの空回りというより、単純に経験不足からの勇み足に見える。
(そもそも、元カレのギジュンより彼女の方が仕事が出来るという共通認識が庁内にあるのだ。)
もっと年齢を重ね、人生経験があった上でのチーム長抜擢なら問題ないのだろうが、尊敬する先輩が早期退職で席が空いての昇進。空回りしても仕方ない。また前回の社内恋愛から時期を置かずして次の社内恋愛が始まっているのだ。秘密にするために、妙な力が入ってしまうのは仕方ない事だ。

同じように私生活の悩みが仕事に出てしまうオム予報官。10数年近く家庭を顧みなかったのだ。ギクシャクしても仕方ないが、本人に顧みなかったという自覚がなかったのだ。家族との距離感にショックを受けすぎだと思うのだが、それも仕方ない。

そんな中、賭博に入れ込み金の無心が続くシウの父、そしてハギョンの破談を心配する彼女の母。
お互いに家族の問題を抱える事になる二人は、付き合い始めていくらも経っていない事もあり、簡単に心がすれ違ってしまうのだ。

特にシウが上席であるハギョンと付き合っている事に気づき、職場に押し掛けなんとも簡単に彼女に金の無心をする父親の事をシウが恥ずかしく思うのは当然だ。
しかし、そんなシウの事情を知ったハギョンは、逆にシウと更に真剣に付き合おうとするとするのだから、何がきっかけになるかは分からないものだ。

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社内結婚の夫が、公務員5級試験受験の為に休職しようとするエピソード。韓国語を教えてくれているSさんによると、韓国での公務員人気は日本の比ではないとの事。(上の職位を目指すべく、休職するというのも多くはないがあり得る事らしい)チェ・ガンヒとチュウォン主演の7級公務員というタイトルのドラマがあるように、新入りの公務員のランクが7級というのも共通認識なんだという。

そして、就職の為非常に競争が厳しい韓国では、厳しい就活を乗り越えて入社した新人たちは、英語やPCスキル等、自分達のスペックに及ばない中高年社員へのあたりがなかなか激しいらしい。そのあたりに人生の先輩だから・・・という遠慮はないらしく、『あなたたちがいつまでも会社にいるから僕たち若者が就職に苦労するんだ。』という態度をはっきり示す為、殺伐とした雰囲気になることもよくある事との事。これは韓国人同僚からの情報だ・・・