「一緒に住もう」というハギョンの提案をなんとソフトに、しかしはっきりと拒絶するシウ。パートナーとしてキチンとやっていけるか見極めたいという彼女に、そんな理由で同棲したくはないというシウ。二度と失敗したくないからと言う彼女に、傷つきたくないのは僕も一緒というシウ。年上のハギョンが主導権を持ちがちになるのはなんとなく想像がつくが、そんな彼女に自分の意見をはっきりいうシウ。お互いはっきり言いあった方が誤解がないというあまりにもストレートな理由に、ハギョンだけでなく見ている私もなんだか苦笑してしまう。
この青年、駆け引きがないと見た。父親に悩まされながらも素直に育っているのが素晴らしい。あんな息子が居たらどんなに頼もしいだろうと思ってしまう。
しかしオム予報官を見習って、二人で庁内の宿直室を占領していることにクレームが殺到し、結局ハギョンの家にオム予報官と一緒に下宿することになるシウ。
いつまでも立ち止まっていないシウとハギョンと違って、自分の妻が結婚前にイ・シウと同棲していた事を知ってしまい、ショックを受けるギジュン。
このギジュン、自分勝手なのかと思ったが、それよりなによりまだ子どもなのだ。勝手にショックを受けていればいいと思ってしまうが、今更のように「元カノハギョンに悪い事をした」と反省するあたり、悪だくみの出来る人ではないのだ。
自分を裏切った元彼ギジュンよりも、一歩も二歩も先に進んでいるハギョンが、そんな彼の姿を情けなく思うのも良く分かる。
更にそんな彼がハギョンを頼ってくるのをシウが快く思わないのも良く分かる。相手の過去をシツコク問いただす事はしないのだが、過去をいつまでも引きづっていられるのは嫌だというシウの思いは非常に分かり易い。元彼ギジュンとシウが公衆の面前でつかみ合いの喧嘩をしても、シウの事を許せるのは、駆け引きのない彼の気持ちが分かるからだろう。。。
しかしハギョンの元彼ギジュンは、ハギョンとシウが付き合っている事を知ってしまうと、それを妻にあっさりと打ち明けてしまうのだ。なぜ黙っていられないのか・・・やっぱりこのギジュン、どこまでも大人になれないらしい。。。